The cutting edge mind-body self-stress management Vol.18

新時代のセルフ・ストレス・マネージメント Vol.18

親族の死という非日常

私事ながら8月某日、実父が他界しました。奇しくも私の誕生日の数日前でした。残された遺族は当日より約1週間に渡り通夜、葬儀、弔問客への対応、そして遺族会議など多岐にわたる慣れない対応に悲しむ間もないほどの忙しく、不規則で、混沌とした、10日間の非日常を経て今日、こうして記事を書いております。まるで大型台風の直撃を受けて大きな嵐が吹き荒れ、そして去っていったというような感じです。

故人の配偶者(実母)は心労で病院へ行き、喪主の私は死去の当夜より突然、睡眠中に首痛と頭痛で何度も目が覚めるようになり、完全に睡眠が阻害されるようになりました。思うに大きなストレスが心身に加わり、また生活のリズムが大きく乱れたことによって、自律神経に異常をきたし、免疫力をはじめとするあらゆる身体機能が低下したためだと思います。

親族の死という非日常

ホームズとレイのストレス評価表

1967年、アメリカの社会生理学者であったホームズとレイ(Homes & Rahe)は生活上のあらゆる出来事がストレス源(ストレッサー)になることに着目し、心理的ストレス源を調査し、 社会的適応評価表(The homes rahe Life Stress Inventory)を発表しました。

その評価表は43項目のライフイベントに点数を付け、過去一年間にそのイベント(項目)が生じていればチェックしその点数を合計します。その評価基準はストレス源の合計点に応じて翌年に健康障害が生じる危険性をパーセンテージで評価するものです。

ホームズとレイのストレス評価表では社会生活において最もストレスとなる出来事の第1位は配偶者の死です。つまり夫婦が配偶者と死別すると出来事は残った配偶者にとって最大のストレスとなるということです。また実父の死は私からすれば親族の死です。それは第3位です。つまり実父の死は配偶者である実母にとっても、その子供である私にとっても大きなストレスであることが実体験として証明されたようなものです。それは以下の通りです。

日本語版: ホームズとレイのストレス評価表(出展:夏目誠・大阪樟蔭女子大学教授)


日本語版: ホームズとレイのストレス評価表(出展:夏目誠・大阪樟蔭女子大学教授)

The homes rahe Life Stress Inventory

Original-The homes rahe Life Stress Inventory

ストレス起因の重度の睡眠障害を克服

私はかつてストレス起因で重度の不眠症に陥り、1か月間まったく一睡もすることができませんでした。その間に軽度の交通事故を起こし、自殺も何度か頭をよぎりました。自律神経が完全に狂ってしまったのです。現代医療は何一つ効果がなく役に立ちませんでした。それを救ったのは薬でも療法でもなく、生活そのものを見直すことでした。

今思えば自律神経の働きを正常化することこそが根本治療だったのです。現代医療はヒトの自律神経の正常化、あるいは改善するノウハウさえもちあわせていないことを身をもって体験しました。そしてその後、私が体験した自律神経の回復法を体系化していく中である研究機関とそのメソッドに出会うのです。それがハートマス研究所です。詳細は以下の投稿をご覧ください。

新時代のセルフ・ストレス・マネージメント Vol.8

今思えば自律神経の働きを正常化することこそが根本治療だったのです。現代医療はヒトの自律神経の正常化、あるいは改善するノウハウさえもちあわせていないことを身をもって体験しました。そしてその後、私が体験した自律神経の回復法を体系化していく中である研究機関とそのメソッドに出会うのです。それがハートマス研究所です。詳細は以下の投稿をご覧ください。

良質の眠りは最高の良薬

以前、ある代替医学の学会に出席した際にある顔色の悪い女性と隣になりました。いえ、別に人の顔色を見ながら暮らしている訳ではございませんので誤解なきよう願います。その女性と挨拶し少し会話が発展しました。乳がん患者とだと打ち明けられました。彼女は医療関係者、元看護師で、代替療法を探しに遠くから代替医学の学会に足を運んでいたのでした。

確かに医学的に効果の確認された代替補完療法を探すことは有益です。しかし彼女と会話をしていると多くの知識人が陥いる間違いが見受けられました。そのため蟻が蟻地獄に入って抜け出せない様子が見受けられました。がんは生活習慣病です。つまり生活習慣にがん細胞を増殖させる原因があるのです。さらに言えば生活習慣が間違っているのです。そのためにがん細胞と戦う免疫力が抑制されているのです。

聞いて見れば彼女、以前と同じような生活習慣をしているというのです。特に夜遅くまで起きて活動しているのだそうです。免疫力はいわば身体上最強のがん細胞と戦う自己防衛軍です。この軍隊に最大限に活躍してもらうことががん回復のための最優先事項です。医学教育では医療者が患者を治すという原理原則を学びます。従って自然治癒力なる言葉は医学用語には存在しません。

しかし真実は患者の身体の中で自己防衛軍が働いているから治るのです。司令官(内なる治癒力)と自己防衛軍(免疫力)が身体を治すのです。 医療者は身体に備わった内なる治癒力と免疫力を活性化させるための処置を施すことが責務のように思います。

私は以上のような話をして最後に彼女に言いました。生活の間違いを治すことが最大のがん治療だと思いますよ。あなたの司令塔(内なる治癒力)と自己防衛軍(免疫力)が最大に働くよう手助けするのが最優先であり、間違ってもそれを邪魔することがないようにすべきですよ。十分な量と質の高い眠りを得ることがまずは最優先にあなたが見直すことだと思いますがいかがでしょうか?

その後、彼女とは1回ほど電話でお話しただけで以降の近況は不明です。生活習慣を改めてがんを克服していればよいのですが。

良質の眠りは最高の良薬

眠りを阻害する要因と不眠による悪影響

これは心身医学の世界的リーディング組織であるハートマス研究所が提供している不眠(不良な睡眠)に関して正しい理解を促すインフォグラフィックです。眠りを阻害する原因と不眠による悪影響が簡潔に記載されています。

Everything you need to know about sleeplessness

シンプルメソッドとその効果

ハートマス研究所のセルフ・ストレス・マネージメントはシンプルかつ効果的です。その効果を体験するには認定コーチにご相談下さい。そして後は継続です。

1日10分の3シンプル・ステップ

呼吸のリズムを整える

心臓に意識を向ける

ポジティブな感情を伴った経験を呼び覚ます

3シンプル・ステップの即効果

毎日、数分間、この心身一貫性(HRVコヒーレンス)の練習を行うことで、以下のようなストレスによる否定的な影響が軽減される、あるいは予防できることが科学的に明らかになっています。

圧倒感

慢性疲労

睡眠障害

不安

燃え尽き症候群

Kaz Masuda, Founding director, VedicRemedy, JAPAN

私はこのセルフ・ストレス・マネージメントを自分を変革し、人生を変革するために脳トレとセットでルーティン化しています。そして2015年にハートマス研究所よりこのメソッドを教育・指導するためのライセンスを取得しました。

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