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【ヨーガは若返り訓練法の宝庫】
私はヨーガとアーユルヴェーダの健康科学に基づくコンサルタントを専門としていますが最近改めてそれらの健康科学の正しさと効果を再認識しています。ここに一冊の本があります。それはヨーガ健康法といいます。私が20代後半に留学先に選んだインドでもっとの歴史のあるヨーガ研究所(The Yoga Institute)の創設者であり在家のヨーギ(House Holder Yogi)であったShri Yogendraの書き残したヨーガ衛生法(Yoga Hygine Simplified)とハタ・ヨーガ(Hatha Yoga)を合本として日本語訳出版された山崎先生の本です。
私は創始者のShri Yogendraの長男のDr. Jayadev Yogendra 氏から直接ヨーガ健康法、ヨーガ療法、そしてヨーガ哲学などの薫陶を得る機会に恵まれたその一人ですが、留学時代の授業内容を記録した学習ノートは今でも大切に保管しています。これを捨てることは到底出来そうにありません。ヨーガとアーユルヴェーダは同じ医学理論に基づいています。
現代医学の解剖・生理学とヨーガのそれとの最も大きな違いは現代医学が『人間というのは肉眼で見える範囲の肉体がすべてである』と考えているのに対し、ヨーガやアーユルヴェーダでは『人間の本体は魂(意識)でありそれを包むように(エネルギー)次元の違う体が存在する』という考え方です。これは理論物理学の世界では十分な正当性をもって理解されています。
【老化の原因】
ヨーガとアーユルヴェーダが結論づけた老化の原因は『自家中毒』だというのです。つまり食べ物の未消化物や排泄物が完全に排出されないために毒素が血液中に再吸収されることで細胞にアーマ(毒素)を蓄積することで血液やリンパ(体液)などの正常な流れを阻害するためだと考えられています。私は毎日朝起きるトイレの後に必ず「舌の苔」を取ります。これが前日の消化状態によって生成されるアーマ(毒素)であり、同時に消化器官の健康を診るバロメータとなります。
運動をすると筋肉組織内に「乳酸」が生成され筋肉疲労が起こりますがこれもアーマ(毒素)なのです。つまり食事、労働、運動など普通の生活をするだけでも体は汚れて行くのです。ましてや不規則な生活、暴飲暴食、精神的なストレスなどでその汚れは更に増えていくのです。体の汚れはあなたの部屋が散らかるのと同じ原理です。生活していれば飲み食い、物の出し入れ、移動、ゴミや埃によって自然に部屋が散らかるのとまったく同じ原理なのです。

Warm Up & Cool Down while exercise
整理整頓が苦手な人はたくさんいると思います。その専門家曰く、「整理整頓の原理原則は物の所定の位置を決めさえすればいい。出したらそれを元の場所に戻すだけだ」。これは正に正論です。しかしながらそれが頭で理解できてもまだ出来ない人もたくさんいます。その原因は大きく二つ。一つは所定の位置が決められない。二つは元に戻すのを止めてしまう。これはひとえに「新しい習慣をしよう」という思いに、「古い習慣でいいよ」という声に負けてしまうのでしょう。一事が万事この調子の人はなかなか新しい生活習慣が身につかないということになります。ダイエットの失敗を繰り返す人にも同じことが言えるのかもしれません。
【若返り訓練法のための新習慣】
私は毎日自分のための機能回復プログラムを実行しています。それは脳機能回復、視力回復、ストレス緩和法、そしてメンタルトレーニングです。これらはどれも科学的に証明された理論に基づいてプログラム化されたものです。例えば脳機能回復トレーニングの基礎になっている理論は『神経可塑性の原理』です。つまり脳は新しい行動や学習、さらに環境の変化や身体的な損傷といったあらゆる要因の刺激を受け、情報の処理方法を根本的に変化させながら、新たな神経経路を形成したり既存の経路を再構築するのです。

Neural plasticity and disorders of the nervous system
また視力回復はトレーニングの基礎になっている理論は『眼鏡が視力低下を促進する』という原理です。つまり眼鏡が視力回復のチャンスを奪っているということです。まるで耳を疑うような事実でしょう。でもよく考えて見れば正しいことがわかります。眼鏡をかけている方で今まで一度でも自然に視力が回復したので度数の軽い眼鏡に買い替えたことがありますか?定期的に度数の強いメガネに買い換えることはあってもそれは経験ないと思います。まあアフリカのサバンナで眼鏡をかけない生活を1年間した人は可能性があるかもしれませんが。

Neural plasticity
私はこれらのトレーニングを最近始め、毎日1-2回続けています。それも用法・用量を守っています。つまりちゃんと決められた時間や回数を守りやり過ぎないように心がけています。先日、定期的に通うスパのジムで顔見知りになった人と風呂場でお互いの歳の話になりました。その男性は40代前半で私を同年、あるいは同じ40代だと思って話をしていたとのことですが、実際の私の歳を聞くととても驚いてこう言いました。「冗談でしょう?…..同年代だと思っていました。….その秘訣を教えてもらえませんか?….そのまま(続けている若返法で)80歳まで行って欲しいですね。」
私は自分が継続している方法が間違っていなかったと実感した瞬間でした。人間だれでも同じ歳を取るのですから歳より若いですねと言われる方が嬉しいに決まっています。『使わないものは錆びる、使い過ぎは痛む』、『使ったものは手入れする』とは健康と若返りのための原理原則です。どうぞ参考になさって下さい。

業務責任者
増田 和志(ヴェーディックレメディ創設者)
認定ヨーガ教師、ホリスティック医療コンサルタント、全人格的健康ライフスタイル、ヴェーダ科学、アーユルヴェーダ、ヨーガ、マインドフルネス、インド占星術、自己ストレス・マネージメントの啓蒙活動者
認定ヨーガ教師、ホリスティック医療コンサルタント、全人格的健康ライフスタイル、ヴェーダ科学、アーユルヴェーダ、ヨーガ、マインドフルネス、インド占星術、自己ストレス・マネージメントの啓蒙活動者
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