新時代のセルフ・ストレス・マネージメント Vol.17

新時代のセルフ・ストレス・マネージメント Vol.17

大きなリスクを伴うときの決断の難しさ

もしあなたが友人からある投資話を持ちかけられて決断を迷っているとしたら。

もしあなたが前立腺がんのステージ3だと診断され治療と術後リスクを天秤にかけて決断を迷っているとしたら。

そのとき即決できましたか?

それともしばらく考えて返答しました?

それともまだ決められなくて返答を保留していますか?

あなたは大きなリスクを伴う決断をしなければならないとき、決してコインを上にあげて手の中を開けて裏表という理由でどちらかを判断はしないでしょう。たぶん多くの人はそれをすることによって得られる利益と反対のリスクを理論的に分析して決断をすると思います。

しかし友人からもちかけられた投資話などは未来でないとその結果はわかりません。他者の成功例を聞いても、必ずしもあなたが投資に見合うリターンを得るとは限りません。反対に資金を失うリスクもあります。そもそもその投資話そのものが巧妙に仕組まれた詐欺ということも実際にあります。

このように大きなリスクを伴う決断にはいくら理論的に分析しても未来はどうなるかわからないという未知数が残ります。それが判断を迷わせます。 そんなとき私は自分の心に聞くようにしています。 今までの経験から、心に迷いが残ったままで重大な決断をしたときはたいてい思い描いた未来は来ませんでした。

新時代のセルフ・ストレス・マネージメント Vol.17

私の決断ミスの失敗談

私は以前、ある医者と新規プロジェクトを企画し、理事会に承認を得るためその立案に奔走しました。その結果、その企画は承認を得られず計画は頓挫したことがあります。その際に、私はオーバーワークを重ね、無報酬という結果となり、心身共に大きなストレスを抱え、ストレス起因の重大な症状に陥いりました。一つ間違えば生命の危機的状況でした。私はこのことからその後の人生における重要な教訓を学びました。

先日、ある旧知の友人から仕事の依頼が来ました。その依頼の概要を聞き大筋で合意をし受けるつもりでいました。受ける条件として合意書を取り交わすことを申し入れておりました。しかし友人は合意書を後回しにし急務を理由に作業予定を申し入れてきました。

友人は私の能力を頼って私を指名して業務依頼をしており、以前も支払い実績があるために信用があり、できれば受けてやりたいという思いがありました。その一方でこの仕事は合意書で合意内容を明文化しておかないと誤解やトラブルの元となるためいかに急ぎでも開始前に合意書を取り交わすべきだと思っていました。私は決断を迫られましたが心に迷いがあるため即断はできませんでした。

代わりに重要なことを学べたのですから。別の言い方をすれば「 心に迷いなく重大な決断をすれば」それは後悔しないというではないでしょうか。そこで私は特に重大な決断をするときは次のように心がけています。

心に迷いが残ったままで重大な決断をしてはならない

結果、彼は同意書を提出しなかったため、それを理由に仕事依頼を断ることにしました。 私は理論的に頭で判断できることは頭で判断するようにしています。しかし多くの重要な決断には理論的に判断できない未知数というものが存在します。その一つは人の心の本音です。その二つは未来です。人の心も未来は見ることができません。これらが判断するとき人の心を迷わせます。

私が決断ミスからその後の人生における重要な教訓として学んだこと。それは、心に迷いが残ったままで重大な決断をしてはならないです。その判断が正しかったかどうかは後になってわかります。つまり未来が到来して初めてわかります。

りに判断ミスをしてもそれを教訓として学び、その後の人生に活かすことができればそれは判断ミスではなく、課外授業(レッスン)と言えます。なぜそう言えるかというと、その後の私の人生において、心に迷いなく重大な決断をすれば後悔しない、ことを実体験しているからです。私はリスクを伴う重大な決断をするときは次のように心がけています。

頭で決断できることは頭で決断する

論理的に判断できることは理論的に決断します。例えば判断材料が十分にあり、かつ判断基準が明確であれば容易に判断できます。そこに個人的感覚や感情を持ち込むべきではありません。例えば好き嫌いなどです。

頭で決断できないことは心で決断する

論理的に判断できない未知数がある場合、それは頭で考えても到底結論は出ません。堂々巡りです。なぜなら判断材料が視覚化、あるいは明文化(文章化)できないからです。私はそのような場合は自分の本心に判断を委ねる、あるいは本音に従うようにしています。もう少し詳しくご説明します。

新時代のセルフ・ストレス・マネージメント Vol.17

例えていえば湖の底を泳いでいる鯉(こい)は風が吹いて湖面が波立っている間は見えませんが、風が止んで湖面の波が消えると自然と見えてくるのと同じ原理です。心の底にある本心(本音)はストレスの対象物という風によって感情が揺さぶられ感情の波が立っている間は認識(見ることは)できませんが、感情の波が止むと自然と本心(本音)が認識(見る)できるのです。

この方法は心身医学の世界的リーディング機関であるハートマス研究所においてすでに科学的検証を経てその有効性が確かめられています。 つまり心の迷いはストレス対象と心が結びついているのでストレス反応として不安や不安定が生じます。しかし心がストレス対象と離れるとストレス反応は緩和され、心は不安という波が止まり、 本心(本音)を認識(見る)ことができます。

私はこの方法を利用するようになってから、心に迷いが残ったままで重大な決断をしなくなりました。言い換えれば、心が安心したままで重要な決断ができるようになりました。その結果、重要な決断に後悔することはなくなりました。この方法とは次のようなシンプル・ステップの応用です。

1日10分の3シンプル・ステップ

呼吸のリズムを整える

心臓に意識を向ける

ポジティブな感情を伴った経験を呼び覚ます

3シンプル・ステップの即効果

毎日、数分間、この心身一貫性(HRVコヒーレンス)の練習を行うことで、以下のようなストレスによる否定的な影響が軽減される、あるいは予防できることが科学的に明らかになっています。

圧倒感

慢性疲労

睡眠障害

不安

燃え尽き症候群

Kaz Masuda, Founding director, VedicRemedy, JAPAN

私はこのセルフ・ストレス・マネージメントを自分を変革し、人生を変革するために脳トレとセットでルーティン化しています。そして2015年にハートマス研究所よりこのメソッドを教育・指導するためのライセンスを取得しました。

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