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アーユルヴェーダのライフワーク
インドヨーガ留学
インド政府はアーユルヴェーダもヨーガも医学として監督しています。それぞれ国の教育、研究、臨床機関があります。西洋医学も同様ですがそれらとは監督する省が違います。別の言い方をすれば現在、世界で主流となっている西洋医学と古来より伝統的に発展してきた6つの医学を共存共栄させる国がインドなのです。
インド、ムンバイに1918年創立のヨーガ研究所(The Yoga Institute)があります。そこは創立当時から健康科学としてのヨーガを誰でもが安全、安心、効果的に享受することができるよう普及、教育するための政府認証の私立の研究所です。私は30年以上前にその研究所に留学しました。当時、日本人留学生は私が初めてだと聞きました。
そこでヨーガ健康科学とその背景の神秘哲学を学びながら、社会人クラスの運営なども手伝っていました。留学と前後してヒマラヤ聖者の伝統的なヨーガ技法をその直弟子から直接学びました。その後、ヨーガを実践しながら次第に自分に最適化された必須項目だけを継続実践しています。
アーユルヴェーダとの遭遇
またインド留学のときに初めてアーユルヴェーダに遭遇しました。そのきっかけは私が健康を害したからでした。当時はインドにも漢方医学のようなものがあるのだなという印象でした。そしてわかったのです、アーユルヴェーダとヨーガの関係なるものが。ヨーガは健康科学で健康を増進するためにあり、アーユルヴェーダは医学で病気を治療ためにあるのです。その共通部分が予防法、あるいは養生法と言えます。
その後、アーユルヴェーダを学び、日々の生活に予防法として実践しています。 また日本ではアーユルヴェーダの本格治療を受けることは難しいため時々インドに出かけてはアーユルヴェーダの専門病院で治療を受けてきました。日本人にとってアーユルヴェーダの本格治療はまだまだ未知なる世界です。そこで自分の治療体験をベースに取材をしながらアーユルヴェーダの実相を伝えようと思いました。
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」ということわざがありますが、スポンサーを得て誰かのために有利な情報を発信することを避け、公平公正な判断で情報を発信することを心がけました。事前に基礎知識を得て、自らの資金で現地に足を運び、自らの身体で体験をし、それを記述し発信してきました。そうすることで本物だけをふるいにかけ皆さんに情報発信してきたつもりです。これがその出版となります。バナーをクリックすれば紹介ページにジャンプします。ご興味があればご覧いただければ幸いです。
予防に勝る治療はなし
さて話を戻してアーユルヴェーダとヨーガのエッセンスをどのように日常生活に生かしているかを健康管理、あるいは予防法という観点からお話します。
「予防に勝る治療はなし」ということわざがあります。実際に病気になってから治療を受け、元の健康状態まで回復するまでに費やす努力、時間、お金は、健康管理に費やす方がどう考えても効率的です。つまり費用対効果が高いということは明らかです。
たくさん学び知識を持っていても1日24時間は誰も同じです。忙しい人もそうでない人も本当に自分にとって必要なことを絞り込まない限り、長く続けること、つまり長くその効果を持続することは難しいものです。
私の実践するアーユルヴェーダの簡単な健康管理法
舌磨き(タンクリーニング)
誰でも朝起きたらまずトイレ、洗顔、歯磨きをするはずです。この時に1つ加えたい習慣は「舌磨き」です。舌の上には舌苔といって不純物がたまります。これを毎朝取り除くのです。
アーユルヴェーダでは舌苔(ぜったい)、つまり舌の苔(こけ)の色や粘りを観察することによって昨晩の夕食やそれ以後に食べたものの消化の具合と消化器官の状態を判定します。例えば食べ過ぎた時などはいつもより多く舌苔が取れます。それはアーマ(未消化物)と呼ばれ、消化器官に負担がかかっていることを意味しています。
また近年の口腔歯科の研究において舌苔は口内細菌は繁殖するための餌(えさ)になっていることがわかっています。最近では老人介護施設などと契約している歯科クリニックの歯科衛生士が出向いて定期的に入所者の口腔衛生をしています。その際に舌苔をとることでインフルエンザウイルスの罹患率(発症率)が下がることが明らかになっています。これを洗顔や歯磨きの際に1つ加えるだけで口腔衛生のみならずインフルエンザ罹患の優れた予防法となります。ところで決して歯ブラシで舌をこすってはいけません。必ず専用の軟質プラスティック製のものを利用しましょう。インドでは銀製のものをよく見かけます。
油剤でマッサージ(オイルマッサージ)
アーユルヴェーダと言えば「インドエステ」、あるいは「オイルマッサージ」と勘違いしている人が多いようです。これはアーユルヴェーダの物理療法です。治療には様々な植物性油に薬草のブレンドを抽出した油剤が約500種ほど存在します。医者によってその患者に最適な油剤が複数処方され、実際の油剤マッサージにはそれらをブレンドしたものを温めながら利用されます。
中でも代表的な油剤はダンワンタラムとクシェーラバーラです。この2つの油剤は適用範囲が広いため一般的な健康管理のために家庭で安心して利用できます。しかし日本の一般家庭で油剤を利用するには一つ問題があります。それはあなたはよくても他の家族が迷惑するかもしれないということです。家族はあなたほどはアーユルヴェーダに関心がなく価値も置いていないでしょう。日本の文化では身体を油剤でマッサージするという生活習慣はありませんのであなたが風呂場で油剤を使うとクレームがくるかもしれません。これが最大の難点です。しかし解決策はあります。
私は風呂場でも脱衣所でも油剤でマッサージはしません。湯上りに自分の部屋や寝室でクシェーラバーラを手の平に適量とって足の裏、ふくらはぎ、鎖骨と首筋、脇の下をでマッサージします。そして靴下をはきます。油剤はマッサージによって物理的な刺激と熱によって皮膚から組織に浸透し、その薬効を得ることができます。これならば他人に迷惑をかけずに健康増進ができます。その効能は以下のとおりです。
オイルマッサージの効能
1. 足の冷えを緩和する。
2. 足のむくみを解消する。
3. リンパの流れを促進する。
4. 筋肉の硬化を緩和し、老廃物の排泄を促進する。
健康増進薬(ラサーヤナ)
C-Health
そしてラサーヤナと呼ばれる健康増進薬です。私が実際に飲んでいるのはC-Healthとトリファラです。どちらもアーユルヴェーダで最もよく知られた長寿薬です。C-Healthは私が最も信頼を置いているArya Vaidya Sala Kottakkal(アーリャ・ヴァイディア・シャラ・コッタッカル)の商標です。
そしてラサーヤナと呼ばれる健康増進薬です。私が実際に飲んでいるのはC-Healthとトリファラです。どちらもアーユルヴェーダで最もよく知られた長寿薬です。C-Healthは私が最も信頼を置いているArya Vaidya Sala Kottakkal(アーリャ・ヴァイディア・シャラ・コッタッカル)の商標です。
これは元々、ジャムのようなタイプのものでチャナヴァナプラサーラムと言われていました。寝る前にミルクと一緒に取るよう処方されていました。しかし最近の技術革新によってグラニュー、つまり粉状となり、しかもシュガーレス(加糖なし)となり余分な糖分を摂取しなくてもよくなりました。糖質制限の必要な方には朗報です。私は毎日1回大さじ1杯(5g)を1-2回飲んでいます。9種類の薬草と果実から構成されたものでその効能は以下のとおりです。
C-Healthの効能
1. ビタミン、ミネラル、繊維質を供給する。
2. 免疫力を高め、感染の再発防止を促進する。
3. 脳の機能を改善し、記憶力を促進する。
4. 身体の疲労や精神的ストレスを軽減する。
5. 活性酸素による細胞の損傷を防止する。
6. 消化を改善し、幸福感を促進する。
7. 貧血の改善、あるいは予防を促進する。
トリファラ(Triphala)
もう一つはトリファラです。これはアーユルヴェーダにおける3つの重要な植物、つまり アマラキ、ハリタキ、ビヒダキの果実から構成されたものです。私はLink Naturalのスワスタという商標を飲んでいます。その効能は以下のとおりです。
トリファラ(Triphala)の効能
1. ヴァータ、ピッタ、カパの働きを整える。
2. トリファラを水に溶かしてその上澄みを点眼することで目の健康増進となる。
下記のバナーをクリックするとC-Health Brochure(製品カタログ)がご覧になれます。どうぞご参考にしていただけますと幸いです。
業務責任者
認定ヨーガ教師、ホリスティック医療コンサルタント、全人格的健康ライフスタイル、ヴェーダ科学、アーユルヴェーダ、ヨーガ、マインドフルネス、インド占星術、自己ストレス・マネージメントの啓蒙活動者
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