新時代のセルフ・ストレス・マネージメント Vol.15

不満と満足を感じているときのハートリズム

身体がストレスを感じているとき、それは自律神経を介して心臓の拍動するリズムに変化として現れます。これをハートリズム、別名、心拍変動(HRV)と呼びます。つまりハートリズムはストレス指標、つまりハートリズムをモニタリングすることで身体が感じているストレスを計測することができます。

以下のグラフは不満を感じているときと満足を感じているときのハートリズムの典型的なパターンです。上段は不満と感じているときのハートリズムですが、不規則、あるいは乱れていると言えます。下段は満足を感じているときのハートリズムですが、規則的、あるいは整然としています。

つまり不満から満足へ気持ちが切り替わるときにハートリズムも不規則から規則的に切り替わるのです。別の言い方をすればネガティブからポジティブな気持ちに切り替わるときハートリズムも乱れた状態から整然とした状態へ切り替わるのです。

ネガティブ思考からポジティブ思考へ切り替える

3つのリズムがシンクロしている

身体がストレスを感じているとき、それは自律神経を介して心臓の拍動するリズムに変化として現れます。と申し上げました。実はストレス反応というのは心臓だけではありません。自律神経が支配しているあらゆる臓器(心臓、肝臓、腎臓、胃、腸)や機能(血圧、血流、消火、吸収、排泄、性機能、代謝、睡眠、免疫、ホルモン分泌)など全身に影響します。なので精神的ストレスは気づかない間に全身を蝕むキラーストレスとなるのです。

ストレスを感じているときは3つのリズムが不規則で乱れた状態です。それは呼吸(ブレス)、心臓(ハート)、脳(ブレイン)の視床下部です。つまり不満を感じているときは3つのリズムが同時に不規則で乱れた状態に共鳴(シンクロ)します。反対に満足を感じているときは3つのリズムが同時に規則的で整然とした状態に共鳴(シンクロ)します。それが下のグラフです。

上段は呼吸リズムです。中段はハートリズムです。下段は血圧リズムです。そして左右の中心に点線がありますが、左側は不満を感じているとき、右側は満足を感じているときです。つまり不満を感じているときにハートマスプログラムを実施します。すると次第に満足を感じるようになるのです。その切り替わる瞬間が中央の点線部分という意味なのです。

ハートマスプログラムの効果

11500人以上の被検者に対し、ハートマス研究所が開発したトレーニングとプログラムを、6-9週間実施した結果、以下のような精神的、情緒的な健康効果が確認されています。

24% 集中力の増加

30% 睡眠の向上

38% 落ち着きの向上

46% 不安感の減少

48% 疲労感の減少

55% 落ち込みの減少

1日10分の3シンプル・ステップ

呼吸のリズムを整える

心臓に意識を向ける

ポジティブな感情を伴った経験を呼び覚ます

私の実際のセッション

私は毎日朝晩10分から30分間ハートマスプログラムを実施しています。それは仕事前と夜寝る前です。呼吸のリズムを整え、意識をハートに集中し、ポジティブな感情を呼び起こします。たったこれだけです。以下が私の実際のハートリズムです。

上段は不満と感じているときのハートリズムですが、不規則、あるいは乱れていると言えます。下段は満足を感じているときのハートリズムですが、規則的、あるいは整然としています。

Kaz MasudaFounding director, VedicRemedy, JAPAN

私は2009年よりこのセルフ・ストレス・マネージメントを自身で証明するために開始しました。また自身とその人生を変革するために脳トレとセットでルーティン化しています。そして2015年にハートマス研究所よりこのメソッドを教育・指導するためのライセンスを取得しました。

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