ナーディ・リーディングのプロセス

わたしのナーディの葉の検索

最初にわたしの右手の親指の指紋をいくつかの方法にて取得します。一番オーソドックスな方法はスタンプ台に親指を押し付け、それをコピー用紙などにその指紋を押印します。それをデジタル化してインド事務局に提供します。女性は左手、男性は右手の親指です。

その指紋をもとにナーディ・リーダーは「ナーディ・グループ」を見極めて、ナーディの葉の保管場所からいくつか該当するであろうナーディの葉の束を選択します。つまり私のナーディの葉の目星をつけます。

親指の指紋は108種類のグループに分類されていると聞きます。その中からわたしの指紋と一致するナーディの葉を探すのです。

わたしのナーディの葉の確定

次にわたしのナーディの葉を特定するためのセッションが開催されます。これにはナーディ・リーダーと通訳者とあなたの3名がオンラインで行います。

このときナーディ・リーダーはわたしのナーディの葉に書かれている両親の名前、また配偶者がいる場合はその名前を確認します。彼らの質問にはすべて「はい」か「いいえ」で答えます。例えば「あなたの父親の名前はYから始まりますか?」と聞かれたら、もしそうであるならば「はい」、違うならば、「いいえ」で答えます。違っていればそれはわたしのナーディの葉ではないということですからその場で検索対象から外されます。

わたしの場合、ナーディの葉に父親の名前、母親の名前、そして配偶者の名前が記載されていました。古代タミル語と日本語の発音は若干の違いはあるものの私の名前を含めると4名の名前が数千年前に書かれたナーディの葉に手書きされているわけですから、これは疑う余地もなく私のナーディの葉が特定されたということになります。

わたしのナーディの葉に記述された内容

そして後日、また3名による新たなセッションが行われました。それはいよいよ私のナーディの葉に手書きされている運命の概要を聞くセッションとなります。言い換えれば私自身しか知らない秘密、そして寿命が尽きるまでの歳までの1年ごとのハイライトが解き明かされることになります。これは第1章と呼ばれています。

まず私の職業について書かれていました。それはまったくもって正解でした。つまりこれが今生で私が選択する、あるいは運命づけられた使命によって私が選択しているようで実は選択させられている、あるいは今生での私の役割ではないだろうかというような感覚を覚えました。

私は平均的寿命を全うするようですが、いくつか気をつけなければならない注意事項が書かれていました。それは年齢をまたいで複数回にわたって交通事故への注意が記載されていたことです。

私のナーディの葉はナーディ・リーダーに音読され、通訳者によって英語で音読されました。こうして私の運命の第1章が明らかになりました。これはすべて録音され、後日、入手できますので、聞き逃しても後で何度でも聞き直しながら、理解を深めることができます。

この後の展開

さて次のセッションはいよいよナーディの葉に書かれている私の運命改善の処方箋についてです。私の現在はいわば過去・現在・未来を生きている私の生命の本質(魂、あるいは意識)が肉体を得て活動していたときに行った言動・行動の結果だと言えます。

悩みを抱えていない人などこの世に存在しないと思いますが、その悩みの一つ一つが過去から積み上げた行動の結果であることには疑う余地はありません。もし現状で何か長く解決しない問題がある場合にはそれだけ過去において長きにわたっての行動の結果であるとも言えます。これはカルマという因果応報、あるいは作用反作用の法則にもとづいて現実化していることだと考えています。

ナーディの葉には運命の地図だけでなく、その運命を改善、あるいは変革するための処方箋が必ず書かれています。私の次回のセッションはこの処方箋を聞き、それを理解することにあります。処方箋はいわゆる薬と同じで、今苦しんでいる症状を緩和させ、回復に向かわせるためのものです。

私はこの処方箋を行うことを予定しています。それでは続きはまた次回に。お楽しみに。

Comments are closed.