アーユルヴェーダ紀行 2015 #4

アーユルヴェーダ紀行 2015 Ayurveda Travelouge 2015

アーユルヴェーダ治療を終えた患者さんの驚きの経過報告

アーリャ・ヴァイディヤ・シャラ・コッタカル(Arya Vaidya Sala kottakkal, Ayurveda Hospital & Research Centre, Delhi) で22日間のアーユルヴェーダ治療を受けた患者さんは帰国後1ヶ月が経ちましたので、先日聞き取りのためお会いしてきました。予想をしていなかった驚きの報告を得ました。

この患者さんは以前より高血圧症があり、3年前に脳梗塞を発症し、そして2年前から脊椎狭窄症にて下半身がしびれと無感覚を患っている方でした。日本の西洋医学の担当医師からは治療方法はただひとつ手術、しかも完治の保証はなしというものでした。その結果、当面の治療はなく経過観察のみでした。患者としては悪くなるまで待つというのは何とも納得がいかない診断でした。そんな時に私と出会い、「アーユルヴェーダであれば悪くなるまで待つ必要はなく今すぐにでも治療が始められる」とご説明し、結果、インドにてアーユルヴェーダ専門治療を受けられたのでした。

MRI画像診断の結果に担当医が驚嘆

私が患者さんとお会いした当日の朝、定期検診のために再び西洋医学の担当医師を診察を受け、今までの経緯を話し、MRIの再検査をお願いしたとのことです。画像を見た担当医は画像にあるべきものがないと驚きを隠せずこう言ったそうです。

「不思議なことに2つの病変が消滅しています。」

「2年前に撮ったMRI画像には確かに脊椎梗塞と思われる病変が3箇所確認出来ますが、今回の画像には1箇所を残して後の2箇所が確認出来ません。」

「そのインドでの治療の結果であると推測できますが、何ぶん私はそれを知らないので何とも言いようがありませんが、(その治療で)治ってよかったしゃないですか。」

患者さんの口から医師からこう言われましたと聞いた時、私は思わず患者さんに近寄って固く握手をしていました。その時、患者さんの目には涙が浮かんでいました。

アーユルヴェーダの治療効果は治療を終えてもなお治療を受けた期間は続

この言葉はアーユルヴェーダ医師がよく口にする言葉です。この患者さんのように22日間の治療を受け、その後、日常生活に戻っても尚、22日間は治療効果が続く、あるいは身体の中で治癒効果が続くという意味になります。

私は患者さんにこのように尋ねました。

「22日間の治療でずいぶんと麻痺の部位が正常感覚に戻りましたね。例えば最も麻痺が重症であった右足の指から足裏の感覚も治療20日目辺りに劇的に改善しましたが、その感覚は悪化、あるいは低下していませんか?」

患者さんはこう答えました。

「いえ、そのままの感覚を維持しています。」

つまりアーユルヴェーダの治療で回復したレベルは治療後に普段の生活に戻っても悪化、あるいは低下することなく治療効果が続いていることが証明されたのです。

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