あるヨギの自叙伝に隠された超常的な真実(パート1)

 he Extraordinary Story Behind Autobiography of a Yogi 

あるヨギの自叙伝(Autobiography of a Yogi)

あるヨギの自叙伝(Autobiography of a Yogi)と題された本が1946年に出版されました。私はこの本とは20代の後半、すでにヨーガを始めていたころに出会いました。この本は私にヨーガとは何か、また人間は霊的な存在であることを深く理解させてくれました。それ以来、今なおもってこの本は私にとって最も好きな本であり続けています。著者は本書の中で彼が経験した多くの超常的な出来事と彼のメンター(精神的指導者)との系譜について語っています。

Autobiography of a Yogi (1946)
Autobiography of a Yogi (1946)

覚醒(ヨーガナンダの生涯)(AWAKE – The life of Yogananda)

2014年10月に覚醒(ヨーガナンダの生涯)と題されたドキュメンタリー映画が完成しました。これは書物あるヨギの自叙伝(Autobiography of a Yogi)の完結版のような映画とも言えます。自己実現における物質文明の限界を感じている今の世界にあって多くの人びとが精神的な価値へと関心を持ち始めています。そのような現実を世界30カ国での取材と3年以上の製作期間を経て古今東西のヨーガの目を通じて切り取った世界観がこの映画です。

物質世界における妄想と人間のエゴによる弾圧という現実世界をすり抜け人間本来の魂の旅を喚起することで目に見えない隠された真実を疑似体験するかのごとく制作されています。映画、覚醒(AWAKE)は人類の究極の物語、つまり生きとし生きるものはあらゆる苦しみから開放され永遠の幸福を求めていることを訴え表現しようとするものです。それでは予告編をご覧下さい。

AWAKE: The Life of Yogananda TRAILER

パラマハンサ・ヨーガナンダ(Paramahansa Yogananda)

パラマハンサ・ヨーガナンダ (1893–1952) は現代における稀有な精神的な指導者の一人と理解されています。彼は1920年代のアメリカ(西洋)にヨーガと瞑想(東洋思想)を広め、世界中で数100万部を販売し、世界中の求職者、哲学者、ヨガの愛好家に愛され続けている精神思想の古典書とも言える「あるヨギの自叙伝(Autobiography of a Yogi)」を執筆しました。これはAppleの創業者であった故スティーヴ・ジョブズ(Steve Jobs)が彼のiPadに唯一入れていた愛読書としても知られています。

Paramahansa Yogananda (1893–1952)
Paramahansa Yogananda (1893–1952)

パラマハンサ・ヨーガナンダは西洋のヨガの父」として知られています。彼は自己実現フェローシップ(Self-Realization Fellowship, 1920)ヨゴダ・サットサンガYogoda Satsanga Society of India, 1917)の創設者でもあります。今なお彼の西洋の弟子たちの指導のもとで彼の精神遺産は脈々と受け継がれています。

彼は彼自身の精神的探求を誰もが可能なように変革し、その探求の中でもがき苦しんだ経験を共有しながら、ヴェーダの知恵(インドの伝統的な精神遺産)をその思想を知らない現代の西洋の誰もが理解できるようにして、世界中の多くの信者を集め、現在数100万人もの人々がヨーガを行う今日の基礎を築きました。

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