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- アーユルヴェーダ&ウエルネス
- アーユルヴェーダへの誤解 Part 1 はコメントを受け付けていません
【アーユルヴェーダについての誤解】
昨日、あるアーユルヴェーダ書籍の読者レヴューを見ました。どうやらアーユルヴェーダに関して誤解が生じているようなのでアーユルヴェーダを出来る限り正しく伝えるために活動してきた人間として少しでもその誤解を払拭すべくコメントさせていただきます。
『実際にこれを読んで3週間の予定で一番オススメされてるホテルに一人で行った。日本人で長期間滞在は初めてだ、と歓迎されたが男性マッサージ師からセクハラを受ける。発覚後の対応もずさんだったため、2週間で帰国。帰国後、違う日本人の友人もセクハラを受けていたのを知る。』
これは高城剛(たかしろつよし)氏が自らのアーユルヴェーダ施術体験を元に出版した本、「サバイバル時代の健康術 ~アーユルヴェーダで頭と体のバランスを整える (宝島社新書)」についての読者のレヴューです。要約するとこの本を読んで高城氏が一番おすすめしているアーユルヴェーダ施術の受けられるスリランカのホテルに行ったサスケさんという方が寄稿したものです。こちらが原文です。
【アーユルヴェーダは医療】
まずアーユルヴェーダは医療です。その点は西洋医学の病院での治療と同じです。インドやスリランカではアーユルヴェーダは国が認めている医療であり、日本の厚生労働省に当たる省庁が薬事法という法律に基づいてクリニックや病院の医療サービスを許認可しています。従ってクリニックや病院は薬事法に定めた医師、スタッフ、設備が備わっていることが前提です。そもそも治療がホテルで行われる事自体が許可されることはありません。
従ってホテルで医療が受けられること自体を疑わなければならないと思います。ホテル並みの設備を病院に併設するというのであれば話は別ですが….。ホテルは医療施設でないことは明らかです。従ってそのような施設は監督機関に何の登録の義務もなければ国の薬事法の対象外です。つまり何をしても自由ということです。しかも医療事故などが生じた場合も被害者が当局に告発しなければ泣き寝入りです。ホテル側は告訴されない限り何も責任を取る必要はありません。
ホテルでアーユルヴェーダをするということは医療ではなくリラクゼーションということです。これは他のホテルと差別化をするためにあたかもアーユルヴェーダ医療行為を宣伝しながらも実はアーユルヴェーダを利用してただ旅行業務を行っているだけに過ぎません。このようなことを理解した上でご自身のニーズに合わせたアーユルヴェーダを選択することをお勧めいたします。
私は高城氏を批判するつもりは一切ありません。ただアーユルヴェーダへの誤解を少なくしたいと思っているのです。どうぞ誤解なさらないで下さい。

業務責任者
増田 和志(ヴェーディックレメディ創設者)
認定ヨーガ教師、ホリスティック医療コンサルタント、全人格的健康ライフスタイル、ヴェーダ科学、アーユルヴェーダ、ヨーガ、マインドフルネス、インド占星術、自己ストレス・マネージメントの啓蒙活動者
認定ヨーガ教師、ホリスティック医療コンサルタント、全人格的健康ライフスタイル、ヴェーダ科学、アーユルヴェーダ、ヨーガ、マインドフルネス、インド占星術、自己ストレス・マネージメントの啓蒙活動者
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