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- 結果を見ないまま止めるのですか? はコメントを受け付けていません
【部屋が片付けられない理由】
部屋が散らかる理由は物が増えるだけではありません。これを知っていればいくら物が増えても散らからないのです。それはその物に所定の場所があるかないかです。つまりその物を出して使ったら元の場所(所定の場所)に戻すだけなので散らかりません。「ある物を使ったら元に戻す」は散らからない、あるいは片付けの黄金の法則なのです。
私の両親を見ていると母は片付けが不得意です。本人も認めていますがその理由はそれぞれの物の所定の場所が決まっていないからです。別の言い方をすれば所定の場所が決められないのです。ですから物を出して使用して元の場所に返すことが出来ないのです。その結果、その物は使用した場所の周辺、例えばテーブルの上、畳の上、階段の上、廊下の隅などに置かれています。これはもはや置かれているというよりは、出しっぱなしにしていると見られてもしかたないでしょう。
反対に父親は片付けが得意です。母の出しっぱなしにしている物を片付けていきます。私はそれを見ていてその物の所定の場所がないのによく片付けができるなあと思います。夫婦の間で役割分担という暗黙の了解が出来ているのかもしれません。夫婦というものは長年連れ添う間にこうしてお互いの得手不得を保管しあう存在になるのかもしれませんね。
ところでこの片付けをするということは実は危険を回避することにもつながっています。例えば母親が少しの間と軽い気持ちで通路に置いた物に本人、あるいは父親がつまづいて転倒する危険性もあるのです。私たちは普段はそこに邪魔な物が置いてあることを認識していて躓かないように注意できますが、これが緊急事態のとき、あるいは急いでいる時などは普段通る場合に物が置いてあることすら忘れています。その結果、私たちはいとも簡単にその物にぶつかる、怪我をする、あるいは転倒して大事に至ることもあるのです。こういう意味でも物を片付けて置くことは大切になります。
【毎日決まったことをするルーティン】
私はほぼ毎日決まった時間に決まった行動をするようにしています。例えば1時間の運動とその前後のストレッチングと筋力トレーニングも健康維持のためのルーティンです。またPCやスマホで行う脳トレーニングとストレス緩和と自律神経系の働きを調和するための瞑想もメンタルヘルスのための毎日決まったルーティンです。このルーティンには隠された意味があります。
私たちは時折、身体に何か不快な症状が現れます。それらは何が原因なのか判断がつかないことが多くあります。例えば痛みです。頭、首、肩、背中、腰、脚、膝などなど少し普段とは違う無理や負荷を身体にかけるとそのような症状が出ます。このようなときに毎日決まったことをするルーティンを持っている人はすぐにその原因が分かることが多いのです。

Back and Neck Pain
例えば腰が朝起きたらすぐに背中と腰に痛みを感じた場合、その原因は昨日の行動にその原因が考えられます。あるいは就寝中、例えば寝具が変わったなどにも原因が考えられます。その際に普段からルーティンを持っている人は原因が特定しやすいのです。昨日の行動で普段と違うことを考えてみるのです。
例えばある提案書を作る仕事がありそのために普段より長くネットで情報を検索しました。モニター画面をよく見るため首を前に倒したり、どの後、提案書を作成したのですが、身体を前傾する姿勢を長く続けながら座って作業しました。しかもそのためにいつものルーティン(運動とリラックス)が出来なかったのです。このように普段と違う行動の中に不調の原因を見つけることが出来るのです。これは普段の行動(ルーティン)があるからこそ発見できるのです。
【片付けと健康維持は同じ原理】
話を元に戻しましょう。片付けの原理原則は「所定の場所を決める」というルールづくりから始まります。これができれば片付け名人になる50%が達成できたことになります。後の50%は、「出したら元に戻す」という行動(ルーティン)を習慣化することです。このとおり原理原則は簡単です。小学生でも理解できることです。
しかし理解出来ても行動出来るとは限りません。つまり片付け名人になる原理原則は理解できても片付け名人になれないのです。その理由は…..新しい習慣が続かないのです。確かにそのとおりだ。やってみよう。やり始めましてしばらくたつと色々な理由をつけて達成出来ない内に止めてしまうのです。

Messy office
今まで多くの人々にその人によいと思える知識やアドヴァイスをしてきました。その多くは悩んでいる症状から健康を回復させることに関するものです。本人はその説明とアドヴァイスに耳を方向けよく理解してくれたことが分かります。
そしてしばらくして本人に聞いて見ると続けたのは最初だけで今は続いていないことが分かります。多くの人が簡単なことが続かないのです。また成果が出来までに止めてしまうのを多く見てきました。そしてどうして続かないのだろう。私は長年この理由を探して来ました。そしてその答えがわかったのです。
それは…..習慣にする習慣が育っていないからです。
この習慣を親と一緒に暮らす学生のころに身につけた人もいれば、社会人になってから一人暮らしのときに身につけた人もいるでしょう。反対に結婚してから身から落とす人もいるでしょう。いずれになってもこの習慣にする習慣はあらゆることを成就させるための基本原則だと思います。一度、この習慣を身から落とした人も、今からまた身に付けることが出来ます。
Old habit die hard – 古い習慣はなかなか消えない
新しい習慣を習慣にするまでには古い習慣がしょちゅう顔を出してきます。それはまるで私のやることにいちいちケチを出す口うるさい身内のようなものです。自分がよかれと思ってやり始めた以上、よいと感じる結果を出すまでは決して止めないことです。またこれはよくないと感じる結果が出る場合もあります。その時はきっぱり止めるのも英断です。
さあ….習慣にする習慣をもう一度育てて見ませんか。

業務責任者
増田 和志(ヴェーディックレメディ創設者)
認定ヨーガ教師、ホリスティック医療コンサルタント、全人格的健康ライフスタイル、ヴェーダ科学、アーユルヴェーダ、ヨーガ、マインドフルネス、インド占星術、自己ストレス・マネージメントの啓蒙活動者
認定ヨーガ教師、ホリスティック医療コンサルタント、全人格的健康ライフスタイル、ヴェーダ科学、アーユルヴェーダ、ヨーガ、マインドフルネス、インド占星術、自己ストレス・マネージメントの啓蒙活動者
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