インド占星術のカルマに対する鑑定

弊社のインド占星術鑑定サービスの中でよくご質問を受けるのが「カルマ」に関する鑑定依頼です。今日はこれについて少しお話させていただきます。

インド人プロ鑑定士とネット通信による直接鑑定。日本人鑑定士の通訳付き


カルマとは作用と反作用の自然界の法則のことです。ややもすれば過去生より受け継いだ宿命、あるいは業(ごう)などと訳されることがあります。しかし宗教的な意味で用いられる言葉ではありません。神秘的な意味で使われる言葉でもありません。
植物は発芽する条件が整えば自然に芽を出し、成長して、花をつけ、最後に実をつけて自分の子孫を増やしていきます。カルマの法則とは、正に自然界の営みの中で連続している生命活動の法則と同じです。人は植物とは違い自分の意思で考え、判断し、行動することができます。ですからカルマの法則とは「自分で捲いた種を自分で刈り取る」ということなのです。
この基本になっている考え方は、「人は輪廻転生を繰り返している生命体」であるということです。皆さんの中には人が魂を持っている生命体であることは理解できるが、輪廻転生を繰り返しているかどうかは信じられない、あるいは人が動物や昆虫などに、またはその反対に輪廻転生を繰り返しているとは思えない、などなどさまざまな意見や思いがあると思います。
それを証明することはとても難しいのでここではそのような議論はしないでおこうと思います。ただ、私の経験から、人は魂を持っている生命体で、その生命体が使えなくなった肉体を脱ぎ捨てて生命体へと戻り。必要があればまた別の新しい肉体を得て数十年という短い人生の喜怒哀楽を経験していると確信しています。
さて本題をインド占星術鑑定に戻しましょう。過去のインド占星術に関する著作の中で、「日本人は西洋人に比べて精神的な質問が多い」と聞いていました。例えば、「私の天職は何でしょうか」、「私の使命は何でしょうか」、あるいは「私のカルマは何でしょうか」などは日本人特有の精神性を現した質問のようです。
実際に弊社の鑑定サービスの中でも同じようなことが言えます。そして最近特に多いのが「私のカルマは何でしょうか」、「私の人生のテーマは何でしょうか」です。弊社ではこのような質問を一問一答鑑定サービスでちょうだいすることが多いのですが、インド人プロ鑑定士に依頼するときにはご質問に加えて必ずその説明だけでなく具体的なアドヴァイスを記述してもらうように依頼しています。
その内容を少しだけご紹介しましょう。
カルマに関する鑑定をする際には、鑑定士は必ず出世図(Rashi Chart)のアセンダント(第1室)、第8室、第9室の支配星を検討します。室が象意(意味)しているのはそれぞれ次の通りです。
第1室:身体(健康)
第8室:寿命(生命)
第9室:行為(宗教性)
先日の鑑定である方はそれらの支配星がすべて同じ室(第4室)に在住(配置)していました。
第4室が象意(意味)するものは、母親、あるいは生まれた場所、地域、そして土地や建物などの資産を意味しています。
その結果、鑑定士は依頼主が生まれた場所、あるいはその近くに住居を構え、家族を持って夫と子供を世話することが一つの引き継いだカルマであり、その責任を果たすことが依頼人が自分のカルマを消化していく行為であることを示唆しました。同時にまたその母性を同じ場所と地域に向けて拡大、あるいは拡張していく仕事、あるいは活動がもうひとつのカルマに対する行為であると示唆しました。
実際に依頼人は生まれた場所で早くに結婚されて家族を持ち、夫と子供への責任を果たしながら、長らく地域で子供向けのある教室を運営されているとお聞きしました。
「私にとってその子供たちはわが子と同じで、200人以上の大勢の子供を育てているという気持ちで仕事をしています」との言葉が私の心にも温かく届きました。
正に依頼人はご自身のカルマを知り、それに基づいて人生を生きていらっしゃる方そのものでした。このような方にとって、インド占星術は「自分の使命や行動が間違っていない」とことを再確認できる手段となったに違いありません。

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