インド占星術ワンポイント解説004(自分の適正を再確認する)

インド占星術の鑑定依頼でとても多いのは恋愛と適職です。今日は適職について少しお話いたします。
人には個性があります。個性を知ることが適性です。個性を活かしきることが才能です。そして相手の個性を認めることがその人を活かし、よりよい人間関係を作り出す秘訣と言えます。


私の親しい二人の友人のお話をします。
一人はA子さんという女性。離婚をしてから新しい仕事について、今では多くの人に愛され、社会的な地位を得て、充実した恋愛をして、美しく輝いている人です。
もう一人はB男さんという男性。離婚をしてから新しい仕事について、今ではその店舗は開店休業状態、友人も少なく、恋愛をしたくても相手にめぐり合えなく、いつも二言目には金がないことの不平不満を言っている人です。
【A子さん】
A子さんはマスコミの仕事について、その美しさと愛嬌と知性を活かして、大勢の人前で講演をして笑わせ、泣かせ、共感を得て、人を引き付ける才能を備えています。これをA子さんの天賦の才能と呼ぶのでしょう。
しかしながらA子さんには大変な不得意分野があります。極めつけの方向音痴なのです。身体が磁場を感知出来ず、頭の中に地図が描けない人です。毎日通っている道でも、違う道を通ると方向感覚がなくなりまったく目的地に着けないのです。電話である場所を聞いても、東西南北が頭に描けませんので、どこそこの左右、あるいは前後ろというよう説明で一向に要領を得ません。これが原因で仕事や生活にも支障をきたすことが多々ありました。
【B男さん】
B男さんは海洋技術者として国際商船を操舵して世界の海で活躍していました。同僚たちよりいち早く陸に上がり、脱サラして飲食業を始めました。現在はいち早く船舶年金が入るようになり、年金生活をしながら、好きな芸術(絵画、写真、執筆、俳句)を楽しむようになりました。特に俳句の才能はずば抜けて突出しており、俳暦2年目あたりから、並み居る10年選手をさしぬいて俳壇の重要な賞に入選し続け、期待される新人としてデビューを飾りました。これをB男さんの天賦の才能と呼ぶのでしょう。
しかしながらB男さんには大変な不得意分野があります。極めつけの味覚(臭覚)音痴なのです。今までどこで美味しいものを食べてもその美味しさに感動したことがないのだそうです。反対に美味しくないものを食べてもそのまずさに感情的になることもないのでしょうが。彼を見ていますと臭いに対する感覚が鈍いのが分かります。
あるとき出されたコーヒーに異臭がするので、そのことを言うと本人は何も臭いはしないと言うのです。最初は私の臭覚がおかしいのかなっと思ったのですが、よくよく聞いてみると洗剤の代わりに石鹸でカップを洗ったと言うのです。その良し悪しは別として、この臭いが付着していても本人は分からないのです。これでコーヒーを出された日にはたまったものではありません。その彼が飲食業を始めて早10年、当時メニューにあった食事類はすべて消え、今では開店休業状態です。
【個性を知り、適正を活かし、才能を使う】
インド占星術にかかわるようになって、人はみな、得意分野と不得意分野を持っていることが明らかになりました。特にどこかの分野が突出して得意であればあるほど、どこかの分野が突出して不得意なのです。
その得意分野と不得意分野に対応する言葉としてインド占星術では「惑星が高揚している」、「惑星が衰退している」と言います。そしてその惑星が象意(表現している)事象に明らかにその影響が生まれつき現象化します。
人の得意分野と不得意分野はコインの裏と表です。その両方があるから個性となります。そして個性を知ることが適性です。個性を活かしきることが才能です。さらには相手の個性を認めることが、その人を活かし、自分を活かし、その人とのよりよい人間関係を作り出す秘訣と言えます。
そして人生を謳歌するためにはわざわざ不得意分野で成功しようなどと大志をいだく必要はありません。出世情報から作られるホロスコープはいわば人の究極の個人情報です。インド占星術で自分の個性、特性、適正、適職を再確認することができます。人生(みち)に迷ったらぜひインド占星術をご利用下さい。

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