■ この時代を乗り切るヒントは呼吸にあった! Part 4

 この時代を乗り切るヒントは呼吸にあった! Part 4【自律神経を介して呼吸と心臓は呼応している】

【自律神経を介して呼吸は心臓を呼応している】

自律神経の働きが正常ならば、いわゆる快眠・快食・快便であるといえる。しかしその働きが一度狂ってしまうと、消化・呼吸・循環(血流、血圧)・分泌・生殖などの働きも正常ではなくなってくる。皆さんも経験があると思うが、それら機能的な症状があるにもかかわらず、検査しても内臓や組織に異常が認められない。そして医師からは「異常はありませんので、経過観察しましょう」と言われたことありませんか?


【自律神経失調症】



病理的には内臓や組織に異常は発見されない、あるいは気質的には異常が認められないが、本人は明らかに機能的な症状を認めていることを、医学的には「不定愁訴」と呼ばれ病気でないとされ治療の対象とはならないのです。治療するためには病名をつけなければなりません。そこで「自律神経失調症」という立派な病名をつけてもらいます。しかし自律神経に効く薬はありません!



【自律神経の働きを狂わす原因】



多くの場合、自律神経の働きを狂わせる原因のひとつは、間違った、あるいは偏った生活習慣と慢性的なストレス反応と考えられています。またよく知られていることに事故で首を打撲、あるいは強い衝撃を受ける、いわゆる「むち打ち」をした人の後遺症で自律神経失調症に特有の身体的、精神的な症状が確認されます。


【自律神経は本当にコントロールできないのか?】



自律神経は文字通り、無意識的・反射的に働いているものだから、自分の意思ではコントロールできないものとされています。確かに自分の意思で心臓の拍動はコントロールできないし、血圧、血流も、消化、分泌もそうである。しかし心臓の拍動は呼吸の変化に応じて変化していることが医学的に分かっています。



【自律神経を介して呼吸と心臓は呼応している】

entrance 


熟練した人のバイオフィ-ドバック(生体制御装置)のデータ

上の画像は呼吸法と瞑想を続けている人が6分間、自分の呼吸のリズムに集中しているときの心臓の拍動(上)と発汗(下)をモニターしたグラフです。画面中央の色分布では濃い青色が多く分布していて、短時間で深いリラックス度を得ていることが分かります。



このように呼吸が長く、ゆっくりと、規則的にできるようになると、心臓の動きも呼吸に干渉されて心拍数が減少するだけにととまらず、心臓の拍動から次の拍動までの長さが長く、しかも拍動が強くなることが確認されています。つまり呼吸の長さや深さに応じて、心臓の拍動が動いていることが確認できます。これは「心臓拍動変動性」と言われ、ストレス反応と自律神経の関係が、呼吸の正常化と心臓疾患の予防と治療においても効果があることが注目されています。皆さんも「呼吸を整えて心臓を守る」を実践していきましょう。


■ この時代を乗り切るヒントは呼吸にあった! Part 3
■ この時代を乗り切るヒントは呼吸にあった! Part 2
■ この時代を乗り切るヒントは呼吸にあった! Part 1

Leave a Reply