■ 静寂という余白を楽しむ- Globalism of Mindfulness Meditation

 静寂という余白を楽しむ- Globalism of Mindfulness Meditation<br />

【心を亡くしつつある現代人】
 
忙しいという言葉は「心を亡くす」という意味でもあります。忙しいという言葉はビジネスをしている人には嬉しい言葉かもしれませんが、忙しさのあまり体調を壊し、家族との間に心の溝が出来た人にとってはあまり嬉しい言葉ではないかもしれません。忙しさのあまり….という言葉が出るようになったら一度自分の胸に手を当ててこれでいいのだろうかと立ち止まる時間が必要なのかもしれません。
 
私たちの日常にはあまりにも多くの騒音(ノイズ)で溢れかえっているとも言えます。街には車やバイクのエンジン音とクラクション音、そして救急車のサイレンがひきっきりなしに聞こえ、また商店街ではBGMとは言えない程の大音量の音楽があちらこちらから聞こえ、駅ではアナウンスやCMで溢れかえっています。これはもはや音の洪水、あるいは騒音による環境汚染と言ってもよいのではないでしょうか。
 
最近は多くの人がイヤホンやヘッドフォンをつけて移動していますが、これは音楽を聞きたいというより、周りの音の洪水に溺れたくないため、あるいは騒音による環境汚染から身を守るための防御策なのかもしれません。また彼らにとって他人の会話もまた騒音なのかもしれません。その会話の内容など関心もなければ聞きたくもないのかもしれません。


Calm.com – Guided Meditation Program


【マインドフルネス瞑想】

 
2014年8月8日付のVoice of AmericaにMindfulness Meditation to Reduce Tensionというタイトルの記事が掲載されました。
 
People who meditate, practice yoga and similar exercises are sometimes called “New Age.” 
 
They are usually healthy eaters.  Many New Age people do not eat meat.  They may follow Eastern religions such as Taoism or Buddhism. A New Age person may talk about being “in the moment.”  And that is at the heart of the Mindfulness Meditation Movement – thinking about the present, not the past and not the future.
 
The mindfulness movement has been around for many years.  But now it is being called a revolution.  Supporters say this revolution may reduce tensions, stress and improve the body, mind and spirit. Studies show that young Americans increasingly consider themselves“spiritual but not religious.” 
 
Group session of Meditation<br />
Group session of Mindfulness Meditation
 
これには瞑想を始める、あるいは続けているアメリカ人が増えていることが報じられていました。瞑想といえば宗教的なイメージがあるかもしれませんが、多くのアメリカ人はその健康科学的な効果のために始める、あるいは続ける人がいるのです。
 
瞑想にはさまざまな技法や方法がありますが一般的にマインドフルネス瞑想と呼ばれるものは疲れた、あるいは緊張した、あるいは興奮した身体と心と感情などを本来のバランス状態に戻すために行われる瞑想法だと言えます。別の言葉で言えばリラクゼーションであり、寝ても起きてもいない状態であり、かつ覚醒された状態であると言えます。
 
Coherence - Breath, Heart and Brain<br />
Coherence – Breath, Heart and Blood pressure
 
今まで瞑想は多くの科学的検証が行われ、その有効性が証明されています。私はすでに瞑想をし続けて30年になりますが、今までの経験から瞑想は自律神経系を調和することのできる最も優れた自然療法であると思っています。
 
今日、多くの疾患が自律神経の失調に起因しているにもかかわらず、その治療法も治療薬も存在しません。ただ症状を薬によって対処しているだけにすぎません。しかも症状は次々と場所を変え、形状を変え、繰り返しながら、自律神経の失調は更に悪化していくのです。
 
【余白を楽しむ文化】
 
日本には多くの禅文化があります。それは書、絵画、能、茶の湯などなど。例えば墨絵は墨の濃淡だけでなく余白の白を空間として活かすことで描かれた部分の臨場感や奥行きが際立って見える表現法です。また茶の湯は特に戦後武将の嗜みとして千利休や古田織部など類まれなる茶人のみならず茶の湯文化の原型を生み出しました。これらに共通することは余白を楽しむという文化です。
 
Sumie Painting of Jakujyu Itoh<br />
Sumie Painting of Jakujyu Itoh
 
戦国武将は絶えず不安定な政状と戦(いくさ)と人間関係に伴うストレスにさらされていたと思われます。その中に一時の感情や目先の利益にとらわれず物事を正しく判断するためには心を落ち着ける場所が必要であったのです。それが茶室だったのでしょう。座禅は1人で行う瞑想であるとするなら茶の湯は本当に心を許せる者同士で行う瞑想のようなものだったのでしょう。これは正に静寂という余白を楽しむ文化を象徴するものだと言えます。
 
Japanese Tea Ceremony<br />
Japanese Tea Ceremony
 
現在、私たちの時代も戦国時代さながら不安定な政状と経済という戦(いくさ)と人間関係に伴うストレスにさらされています。戦国武将と同じように一時の感情や目先の利益にとらわれず物事を正しく判断するためには心を落ち着ける場所が必要なのです。これは静寂という余白を楽しむ文化を持つということです。それが瞑想なのです。
 
しかも瞑想は誰でもが利用できるストレス緩和と自律神経系の正常な働きを維持するための方法であり、簡単に日常的に行うことのできる優れたトレーニング方であることが科学的にも証明されています。つまり静寂という余白を楽しむ文化、イコール、ストレス緩和と自律神経系回復法なのです。さああなたも静寂という余白を楽しむ生活を始めて見てはいかがですか?それには以下のオンラインプログラムがお勧めです。
 
Guided Mindfulness Meditation
 
Guided Meditation Program

Leave a Reply