■ ストレスの原因はあなた自身にある(他人の感情の渦に引き込まれないために)

■ ストレスの原因はあなた自身にある(他人の感情の渦に引き込まれないために)

【ストレスの原因はあなた自身にある】

▼多くの人がストレスの原因を自分以外のもの(人、物、こと)にあると見ていますが、しかし、実際には、あなたがストレスと感じているのは自分以外のもの(人、物、こと)に対する自分の感情的な反応によって引き起こされたものなのです。従ってあなたはその感情的な反応を自ら進んで制御するようになればストレスの悪循環を断ち切ることができるようになります。

例えば(あなたがいつもストレスを感じていること、ものに対して)感情的な思いを、次回は肯定的な感情、あるいは受容的な感情を持つことにより、身体にも心理的にもよい影響が生じます。肯定的な感情、あるいは受容的な感情はストレスを感じる受容体を切り離し、ストレス反応による影響に対抗し、生理的にも心理的にも再生を促進します。

そして自分以外のもの(人、物、こと)に対する自分の感情的な反応を制御できるようになってくると、今までのストレス反応が反射的ではなく、(ストレス反応を受容するかどうかさえ)選択できるようになります。このように内からのストレスに対処し、変換することを学ぶことは、自分自身の健康、バランス、目的実行が積極的に出来るようになります。

Copyright (c) 2006 HeartMath, Japanese translation by VedaLife

Inner Blance Trainer, Copyright (c) 2006 HeartMath


 ▼これは『ストレスの原因はあなた自身にある』ということに他なりません。以前投稿した「■ガンの引き金は発ガン物質ではなくあなた自身にある」で紹介した『ガンの原因は外から体内に入ってくる発ガン物質ではなく、人の生き方そのものにあるのです。』とまったく同じ原理です。またアレルギー反応も、『アレルギーの原因は外から体内に入ってくるアレルギー物質(アレルゲン)ではなく、その人の生理的反応にある』と言えます。なぜならアレルゲンの多くは自然界の植物由来であり、それ自体は毒性も何もないからです。それが体内に接触すると敵と勘違いして過剰に反応するその反射的反応にこそ問題があると言えます。


▼ストレスを感じやすいのは健康状態とも大いに関係があります。これはある友人からよく聞いていたことですが、同じ職場の上司はいつも部下にきつい言葉を言うそうです。同じ言葉でも感情的な言い方や辛らつな言い方をすると相手はたとえ自分のミスだと分かっていても上司の言葉が納得できません。そして感情的なしこりが残ります。

その友人によるとその上司は絶えず体調が悪いそうで、何かにつけて人に当たるということなのです。その上司は健康状態が低下しているので些細な出来事もストレスとして感じてしまうのだと思われます。対策はその上司にまずは健康になってもらうことが一番の解決法だと言えます。

Stress-anger
ストレスと怒り

▼同様に周囲の多くの人がよく口にする、「政治が悪い」、「社会が悪い」、「会社が悪い」、「運が悪い」などなど、自分が出来ない理由、自分が報われない理由を自分以外の外にせいにしているのと同じ原理です。もっと言えば、自分がいかに不幸であるかの大義名分を探しているとも言えます。他人は世間話ではそんなネガティブな話にも表面的には同調して一見理解を示してくれているようですが、心底、そんな傷の舐め合いのような話はしたくないし、その人とは自然と距離を置こうとするものです。気づいていないのは本人だけということになります。

▼さて話を元に戻しますが、ストレスの原因はあなた自身にあるストレス反応だとしたら、その具体的な対策は、その反射的な反応に自分が気づくことから始めることです。実は反射的なストレス反応とは『癖(くせ)』なのです。つまり癖になっているので自分では気づかないのです。ストレスを感じると自分はどんな癖をしているのでしょう。

例えば歯をくい縛る、頭を右に傾ける、頭を指で掻く、タバコを吸いたくなる、わき腹を掻く、呼吸を止めている、などなど。そしてそれがストレスによる反応だと気づければ、その癖を今までのように無条件で反応せずに、自分以外のもの(人、物、こと)に対する怒りなどの否定的感情を強めるのではなく、代わりに同情や哀れみなどの肯定的な感情を湧き上がらせるようにしてはいかがでしょう。こうすればまるで船が渦潮に巻き込まれないで安全に航海が出来るように、他人のネガティブな感情の渦に巻き込まれないように身を守ることができるようになると思います。

Whirling tides
渦潮に巻き込まれないで安全に航海する船

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