■ 仕事を喜びに変えるには(クロネコヤマトに学ぶ仕事術)


【クロネコヤマトの経営に学ぶ】
「ムカデ経営」とは、クロネコヤマトでおなじみのヤマトホールディングの経営戦略です。5-6年前は宅急便事業だけの1本足経営でした。しかし1事業だけでは将来生き残れないという危機感から生まれたのがムカデ経営だったのです。これはムカデのように100足の事業経営を目指すというものです。
現在その半分の49事業が稼動しているそうです。東日本大震災で壊滅的な打撃を受けた東北岩手の漁業関係業者はヤマトのクール宅急便の大口顧客でした。ヤマトは震災後その恩返しに約3億の義捐金を送ったそうです。そして今年のムカデ経営新事業は岩手県大槌町で始まった「まごころ宅急便」だそうです。何と!買物難民の高齢者への買物宅配支援事業です。
これがすばらしいシステムなんです。
皆さんとぜひ共有したいお話なんです。


【まごころ宅急便】
社会福祉協議会(社協)とスーパーとクロネコヤマトの官民が事業連携し、顧客である高齢者は買い物の注文を社協に電話すると、職員が注文を入力、するとヤマトがそのデータリストを元にスーパーを回り買い物を代行し、自宅まで届けるというシステム。シメジ一袋から注文できる。同時の朝注文すれば午後には宅配される。
何と!すばらしいのは宅配したドライバーが高齢者に今日の調子を聞き、その内容が社協に即電話で伝えられるというシステムも兼ねている。これによって高齢者の買い物代行と安否確認が同時に出来て、誰もが喜びを分かち合える先進的な生活支援システムの誕生ではないかと思う。
これを発案したのはヤマトの女性ドライバーだった。あるとき担当エリアのお客さんに宅配を届けたとき誰にも気づかれずに孤独死していた事件が発端だそうだ。そして多くの努力と理解を得てようやくシステムが立ち上がったとき、自ら先頭に立って自分のエリアを一軒づつ訪問してこのサービスを勧めたという。クロネコヤマトの経営理念は顧客第1主義。スローガンは、「サービスが先、利益は後」。正に有言実行の経営だと思います。
【仕事を喜びに変えるには】
私たちは人生において多くの義務や責任を持っていますが、その中で職業、仕事はその中心的なものと言えます。自分の能力や経験を活かして誰かが必要とすることを提供する。その対価をもらって自分の生活をさせてもらう。そしてお客さんからの「ありがとう」「助かったよ」という喜びをもらって「もっとがんばろう」「もっといいものを作ろう」と自分の喜びとする。
仕事がつまらないと感じている人が、仕事を喜びに変える魔法とは?
「人に喜んでもらうために自分が出来ることを考えてやればいい」

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