■ インド日和(びより)その4

インド滞在中は多くの人に「日本は大丈夫か?私たちは日本人は戦後の復興のように必ず奇跡の復興を遂げると期待しているよ。」と励ましの言葉を聞きました。
また原発事故は今や世界の関心事となっています。インドは世界で今最もエネルギー開発に力を入れている国のひとつですが、例えばその電力事情は地方では毎日必ず停電があり、加えて大雨の度に電力がストップします。首都デリーの東京とも言えるグルガオンの事務所においても計画停電が実施されています。


反面、グルガオンは巨大な商業複合施設やホテル、オフィスビル、そしてマンション建設が恐ろしいスピードで進んでいます。例えばグルガオンの商業複合施設である「アンビエント」はなんと1kmもある回廊で結ばれています。多くの人々でにぎわっていました。また「メトロ」という地下鉄(一部は地上)は現在ほぼ巨大なデリーをカバーしつつあります。
南西に位置する国際空港からメトロに乗車でき、コンノートプレースを通過して、北部の振興地区までカバーするようになりました。このような発展を支える安定電力エネルギーの供給が急務なのです。
インド滞在2年の友人と会いましたが、彼の口からインド急発展の影の部分を話を聞きました。国の開発プロジェクトは国内外の巨大企業と政治家との間で多くの利権が絡む問題です。日本もかつてロッキード事件があったように政治家の汚職と錬金術は今インドで最も影の部分と言えるかもしれません。
発展の影には必ずインフラ整備とそれに絡む巨大利権が闇の世界でせめぎあいをやっているのです。さてインドは今後の国の原子力開発を日本の災害からどのように学んでいくのでしょうか?そして日本も脱原発と安定電力供給の間でどのような着地点を見つけるのでしょうか?

Leave a Reply