■ 人は”やる気”があれば何でも出来る

皆さんは「人に魚を与えればその日は食えるが、魚の捕り方を教えれば一生食える」という諺をご存知でしょうか?
今日はこれを地で行く日本人ビジネスマンのお話です。「援助で自立はできない。必要なのは収入を得る糧だ」と、”アフリカ人の自立”のため、ビジネスにこだわる日本人がいます。佐藤芳之(さとうよりのり)さん、71歳にして現役ビジネスマンです。佐藤さんは50年近く前に単身、アフリカの大学に留学し、その後、現地でビジネスを始め、一代で年商30億円、ケニア最大の食品加工メーカー『ケニア・ナッツ・カンパニー』を創業した人です。


佐藤さんは、ケニア人従業員4,000人を雇用し、工場内に医務室をつくり、従業員に無料で医療を提供し、社内住宅ローン制度を提供し、退職後の企業年金制度をも独自に制定し、企業の成功と同時に従業員の貧困と自立を手助けする仕組みを作りあげました。
「アフリカ人と一緒に飯のタネを植えよう」と始めたビジネスが、タネを撒いてから40年、大きな実りをつけました。佐藤さんは、「自分は十分にやった。役割を終えた者はその成功にとどまるべきではない」と考え、68歳にして、会社の株をただ同然でケニア人に譲り、現在、ルワンダに渡り新たなビジネスに挑戦しています。
で!その新たなビジネスとは。何と、「子供の死亡率を減らすための衛生事業」なのです。
ルワンダの家屋のほとんどは下水道がなく、子供の死亡率が11%と極めて衛生状態の悪い国です。現地に自生している植物の枯れ草に付着している微生物から枯草菌を培養して天然の殺菌剤(舐めても大丈夫)を製造し、1リットル1ドルで販売を開始したのです。800箇所のトイレ(野つぼ)に5ヶ月間モニターテストしたところ、99%において臭いもハエもなくなったこと実証し、今では公営の学校から注文が来るようになったとのことです。
佐藤さんは、「人は”やる気”があれば何でも出来る。」と言われます。
例えて曰く、「かつてアフリカであるサルが立ち上がった。それを見ていた他のサルが”やる気”を起こし、同じ行動を真似るようになった。これらの”やる気”があったサルがわれわれ人類の祖先となった。必要なのは”やる気”、年齢など関係ない。”やる気”がある者は何でも出来る。」

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