治癒が発動する瞬間を体験

治癒が発動する瞬間

あなたは治癒が発動する瞬間を体験したことがありますか?

私は体験しました。とても不思議な体験でしたが、今でもはっきりと覚えています。その体験はその後の私の人生における原理原則となりました。本日はそれをご紹介します。

私は20代の中ごろに一冊の神秘的な本と出会いました。それはヒマラヤのヨーガ行者がたゆまぬ修行の末、深い瞑想の中で生命の実相をとらえた内容でした。幼少のころから神秘体験をしていた私はこれは私が探していた解答が書かれていると直観したのです。その後、私は瞑想を教わりながら数々のヨーガの技法を学びました。

そして私はインドのヨーガ研究所というところに留学し総合的な教育を受けました。これからお話することはそこでの出来事です。

インドヨーガ留学

私は国際ヨーガ教師取得のコースを受講していた外国人生徒の一人でした。研究所の別館は宿舎なのですが、私の部屋はカナダ人のルームメートが一人いました。宿舎は道路に面していて車の往来が多く、道路も汚れていてチリやホコリが多かったと思います。

しかし風を入れるためいつも窓を開けていたのですが結構、チリやコホリを吸っていたのかもしれません。あるとき突然、高熱と喘息を発症しました。ちょうどその時は一般向けの7日間のヨーガ健康キャンプでした。外国人生徒の私はそのキャンプをスタッフとして手伝うことになっていましたが、部屋で寝ていました。

Andrew Carnegie

その時私は病気になったことより学習ができないことにイライラしていました。なんだか今までの努力が台無しになったような気分でした。自分にとても腹を立てていたように思います。そして挙句の果てには突然出てきた症状を憎い敵のごとく錯覚してイライラしていました。

もちろん近くの医者に診察を受け処方箋をもらいましたが、効果はなく高熱と喘息は丸3日間続きました。私は身の心ももうろうとする最悪の気分の中であることに気づきました。それは私の心が病気という見えない敵を憎み戦っているということでした。

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肉体はこれほどまでに疲労困憊しエネルギーを失っているのに、心はエネルギーを絞り出すように病気に向けているように感じました。私は直観でエネルギーを無駄使いしてはいけないと感じ、症状を受け入れることにしました。今でもはっきりとその感覚を覚えていますが、次の瞬間、癒しが始まったのです。

治癒は気づきから始まる

治癒が発動する瞬間を体験したとき一体何が私の体に起こったのでしょう。それはある気づきだったのです。気づきの前と後、ビフォー&アフターに分けてこう考えます。

ビフォー
症状に対して怒りの感情を持っていたこと。症状に対して私の行動を邪魔する敵と考えていたこと。症状に対して怒りの感情をぶつけることで戦っていたこと。
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気づき
症状の原因を考えると自分の行動の間違いに気づいたこと。症状を受け入れる気持ちになったこと。症状は敵ではないとわかり怒りの感情が消えたこと。
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アフター
すぐに身体(身も心も)も楽になりました。30分以内に熱が下がり始めました。その後一気に体は回復に向かいました。
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私は今まで心身医学やホリスティック医学にかかわってきました。そしてヨーガとアーユルヴェーダを熱心に学習し実践し、また現在はアーユルヴェーダ・メディカルツーリズムというサービスの提供に関わっています。その動機はあの治癒が発動する瞬間に立ち会った体験がその後の私の健康と病気に対する原理原則になっています。

私が気づいた原理原則

病気は敵ではありません

病気はあなたの生活習慣の間違いに対して症状というサインを出します。その原理はあなたに間違いを教えているのです。あなたに間違いを気づいてほしいのです。「このままでは病気になりますよ」と言っているのです。仮に症状というものが出なければあなたは間違いに気づくことなく気が付けば死に至るでしょう。

症状を殺しても病気は死なない

現在医学はあまりにも安易に症状を化学製剤(薬)で抑える対処療法をします。症状は身体が正常に機能している結果であり、その多くは生体防御、あるいは病態生理反応(治癒反応)と言えます。症状は結果であり病気は原因です。症状を薬で抑えれば抑えるほど病態生理反応は鈍くなり、病気は複雑化し、治癒しがたくなります。別の言い方をすれば症状を殺しても病気は死にません。

免疫力を上げることを治療と呼び、免疫力を下げることは治療と呼べないのでは?

人体では絶えず見えない細菌やウイルスの感染の危険性にさらされ、また正常細胞は異常細胞へとガン化しています。しかし免疫力が正常に働いている限り、細菌やウイルスは攻撃され、また異常細胞の増殖は阻止されています。言い換えれば私たちの意思に関係なく自動で異常が正常に修復されているようなものです。

ガンの標準治療は手術、抗がん剤、放射線療法の3つです。残念なことにそれ自体どれをとっても体の免疫力を下げます。ガン治療を受けている間は免疫力が下がった状態であり感染症や合併症などの危険度が増すと思われます。

「免疫力を上げることを治療と呼び、免疫力を下げることは治療と呼べないのでは?」と私は考えています。そしてこのような原理原則で自分の身体と対峙し、医療と付き合うようにしています。

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