ヨーガの共通手法’2016

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世界ヨーガの日

ヨーガの健康科学とその叡智を世界共通の知的財産として世界の誰でもがその恩恵にアクセスできるようにとインド政府が国連の協力を得て始まった世界ヨーガの日、今年は6月21日(火)に世界同時開催されます。

古代インドが起源とされるヨーガ、モヘンジョダロの遺跡に瞑想のポーズをした陶片が見つかっていることから、その起源は4,000年とも5,000年前ともいわれています。
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ヨーガという言葉は「つなぐ」という意味です。ヨーガとは何かと何かをつなぐ方法ということです。それは人間の潜在意識と宇宙(神)意識をつなぐということです。その結果、人間の本質、あるいは生命の実相が実は宇宙(神)と一つながりであることを直接体験するのです。

多くの無名の人々は世俗的な欲望を捨て師匠(メンター)を求めながらその知恵と体験を求めて生涯をかけて修業的な生活してきました。そしてその中から智恵と体験をした目覚めた人は自ら公表しないのに人々の口から口へ伝えられ、やがて生老病死の悩みを抱えた多くの人々の知るところとなります。

多くの一般の人々はその悩みを少しでも解決した一心で目覚めた人の元に押し寄せるようになります。人々はできる範囲でお布施をし目覚めた人の生活を支えます。やがて人々は目覚めた人にある場所に定住してもらって自分たちが目覚めた人の衣食住一切をまかない、その代わりにその知恵や癒しの力を提供してもらうようになります。これがアシュラムという僧院や寺院の始まりです。

ヨーガの共通手法’2016

やがてヨーガは多くの流派や流儀に分枝していきます。10人いれば10人違う方法が生まれるのは世の常です。エベレストに登頂するというゴールは一つでもそのルートは無数にあります。これと同じです。もっといえば人はそれぞれの個性を生かすべくそれぞれ独自の手法を生み出すと言い換えることができます。

人間の歴史は争いの歴史と言えます。それは自分とは違う他の思想や文化を認めない人間のエゴの産物と言えます。人々はその場所に適応して生活をする中で最適の仕様や文化を生み出してきました。人類の分断と争いの歴史は遠い過去の話ではありません。今もなお現在進行形の現実の話です。そして思想や宗教の違いによる分断と争いは今後も世界の共通問題です。

ヨーガの健康科学とその叡智を世界共通の知的財産として世界の誰でもがその恩恵にアクセスできるようにと始まった世界ヨーガの日では画期的な取り組みが見られます。それはすでに多くの流派や流儀に分枝しているヨーガの共通する手法をシンプルにまとめたことです。これは一般の誰でもが実施できる簡単な方法であり、確実にヨーガの効果を得ることができます。


Common Yoga Protocol 2016, MInister of AYUSH, India

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