The Connection #4 – 心を変えないと健康は変わらない(心の生活習慣を変える)

 The Connection - A documentary featuring world leading experts in mind body medicine and remarkable true stories of healing

心身相関医学(心と体を一つの身体として扱う医学)の世界的専門家の話しと病気を治癒した体験者の驚くべき実例を元に心と体の関係を科学的に解き明かしたドキュメンタリー映画

この映画を制作したのはシャノン・ハーヴェイ(Shannon Harvey)という自己免疫疾患から完全回復をした体験を持つオーストラリア人です。医者から不治の病と宣言された彼女はその代替療法に治癒を求めました。その治癒の旅の途中で様々な代替補完療法と出会います。それらは食事(栄養)、運動、代替療法などでしたが、それでも病気はよくなりませんでした。

しかし彼女はあることに気付き始めました。それは「ストレスを感じると症状が悪化する」ということでした。彼女は心と体が密接に関係しているこのあたり前の重要性を改めて認識したのです。それから心身相関医学にその治癒の答えを探そうとしたのです。そして不治の病である自己免疫疾患から完全回復をした彼女は「心を変えないと健康は変わらない」ということに気付きました。それを世界中の人々に共有する目的で作られたのがこのドキュメンタリー映画です。
The Connection Official Trailer (HD)


心を変えるには


古今東西、心と体は一つとして扱われてきました。あるいは切り離せないものとして考えられていました。心と体は共鳴しながら働いておりそれぞれの状態が健康や病気に大きく関係していることは明らかです。病気の多く、特に生活習慣病や慢性病などは、心の癖や習慣が関係しています。それは足を怪我したときのように体の傷を薬で治すような簡単な訳にはいきません。心の習慣が体の反応や行動の元となっていますから、健康的な行動、あるいは肯定的な行動ができないその理由は心の習慣が変わらないからとも言えます。
心はコントロール出来るのか

先日、フィリピン人で大学で心理学を専攻した女性と「心はコントロール出来るかどうか」ということについて議論をする機会を得ました。彼女は「心はコントロール出来る」と例を上げて明言しました。しかし私は、「心はコントロール出来ない」と主張しました。その根拠は私の長年のヨーガの理論と実践の経験から導き出された答えだからです。ヨーガの聖典と呼ばれるバガバッド・ギーターには心について次のような記述があります。
Holy Bible of Yoga, Bhagavad Gita
心は絶えず揺れ動き、すぐ狂い、そして実に頑固なものです。私にとってこれを制御することは風を意のままに支配するより難しい』(バガバッド・ギーター 第6章34-35節)
心を克服した人にとって心は最良の友であるが、心を克服出来ない人にとっては心こそ最大の敵である』(バガバッド・ギーター 第6章10節)
心はどうしてコントロール出来ないか?それは心という内的器官とその作用は自然現象であり自律機能だからです。それは睡眠、食欲、体温、痛み、と同じ自然現象であり、生命維持のための自律機能だからです。もっと言えば様々な自然現象、例えば気象、天候、地震、津波、火山活動など、人間はコントロール出来ないのと同じことだと言えます。
心と上手く付き合っていく

かつて成人病と呼ばれていた症候群は生活習慣病と呼び名が変わりました。それはとりもなおさず定義が変わったということです。つまりそれらは生活習慣の間違いから生じる症候群であり、本人が長年かけて作り出した症状であり、本人が責任を持つべきであるという自覚を促すために定義を変えたわけです。
生活習慣病が本人の間違った生活習慣、つまり生活行動にあるとしたら、その本質は間違った心の習慣と言えます。つまり生活習慣病を根治するには心の習慣を変えなければ治らないということになります。これは不治の病である自己免疫疾患から回復したシャノン・ハーヴェイ(Shannon Harvey)が「心を変えないと健康は変わらない」という結論に至ったと同じです。

Shannon Harvey, filmmaker and journalist 
「わかっちゃいるけどやめられない。」これは心の習慣が変わらないからです。体をトレーニングするように心もトレーニングが出来ます。心はコントロール出来ないものですが、心と上手く付き合っていくことは出来ます。それが瞑想に代表されるマインドフルネス(心の気付き)という心の生活習慣なのです。「生活に薬ではなく瞑想を」これが私が提唱している心の生活習慣です。 

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