アーユルヴェーダ紀行 2015 #1

アーユルヴェーダ紀行 2015 Ayurveda Travelouge 2015

今回のミッション(Mission Impossible)

今回から新しいシリーズでお届けるのはアーユルヴェーダ紀行 2015です。このミッション・インポッシブルはある慢性患者さんをアーユルヴェーダ医療ツーリズムへお連れし、その治療を成功させるというものでした。おかげさまで治療は成功し、ご本人の期待値に近い成果が得られました。本人並びにご家族、そして私も安堵しておるところでございます。アーユルヴェーダの真実と現状をシリーズでお伝えしようと思います。

ちなみにこの慢性患者さんは脊椎狭窄症にて下半身がしびれと無感覚を患っている方でした。身の回りのことはご自身で出来、また歩行は出来るものの自分の足がまるで義足のような感覚でした。日本の西洋医学の担当医師からは治療方法はただひとつ手術、しかも完治の保証は?というものでした。その結果、当面の治療はなく経過観察ということでしたが、一見、経過観察とは聞こえが良いですが、それは言い換えれば「何もすることはないので悪くなるまで待ちましょう」ということになります。

代替補完医療としてのアーユルヴェーダ(Ayruveda as Alternative and complementary medicine)

アーユルヴェーダはWHO(世界保健機構)は西洋医学の代替補完療法として認識しています。またインドでは自然医学省 Department of Ayurveda, Yoga & Naturopathy, Unani , Siddha and Homoeopathy (AYUSH) が国の重要な医療として許認可をしています。

アーユルヴェーダはまたホリスティック医学(全人格的医療)、つまり人間を肉体、心、精神、環境などから構成される複合的な生命として包括的なアプローチで治療や健康を考える医学としても高く評価されています。

アーユルヴェーダは治療と養生(健康維持・促進)という視点で治療法のみならず健康法も提供してしています。治療は主に自然の植物・鉱物由来の薬(内用薬と外用薬)と幾多の物理療法で治療を行います。その原則は毒素の排泄と自然治癒力の活性化と言えます。しかも個別の体質を考慮して診断と治療が行われるので例えば同じ症状でも全く違う治療が行われます。従って出ている症状を対処するのみならず、その症状の原因を体質的レベルから取り除こうとする原因療法と言えます。

世界中からの患者で満杯

このアーユルヴェーダ専門病院は今や世界中からの入院患者で満杯状態でした。あるインド系アメリカ人は彼の家系的疾患である重篤なリューマチを西洋医学とその医薬品を一切止めこのアーユルヴェーダ治療にリスク、時間、お金を賭けたと言います。あれから30年(ここは綾小路きみまろ風で)、不治の病であるリューマチを克服したと私に語ってくれました。

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