風邪インフルエンザ予防対策(アーユルヴェーダ的アプローチ)

▼インフルエンザ流行マップ
インフルエンザのピークは1月から3月とされています。国立感染症研究所はインフルエンザの定点観測をしており、その報告数は2015年第2週には定点当たり報告数は33.28(患者報告数163,716)となり、第1週よりも増加しています。それを当道府県別にマッピングしたものが毎週金曜日には更新されます。
これによると現在流行の警報が発令されているのは九州全域(鹿児島県を除く)、瀬戸内地方(広島県、岡山県、兵庫県、愛媛県、香川県)、中部地方(鈴おけ県、山梨県)、そして東北地方(福島県)です。下記の画像をクリックすると最新のインフルエンザ流行レベルマップが表示されます。
A tiney flea
インフルエンザ流行レベルマップ(国立感染症研究所)


▼インフルエンザの予防最前線

インフルエンザの予防対策として従来より啓発されているのは予防接種、マスク、手洗い、うがいです。しかし予防接種に関しては異論を唱える人も少なくありません。紹介しておきます。
インフルエンザワクチンは打たないで 元国立医療保健医療科学院、母里啓子(もり ひろこ)
そして近年インフルエンザの予防対策としてにわかに注目されているのが口腔ケアーなのです。歯科衛生士の協会である日本口腔保健協会では実際に介護施設で週1回の歯科衛生士による歯磨き指導を実施したところインフルエンザの発症率は1/10になったと報告しています。口腔ケアとは、歯磨き、歯垢、舌の汚れの除去の補助とその指導となります。
インフルエンザが流行る前に (日本口腔保健協会 PDF)
インフルエンザウイルスは、気道の粘膜に付着して増殖します。本来、気道粘膜にはタンパク質の膜があるため、ウイルスが付きにくいのですが、歯垢や舌の汚れが増えると、プロテアーゼなどのタンパク質を破壊します。口腔の細菌が増殖すると、インフルエンザになるきっかけになるのです。
鶴見大学歯学部の花田信弘教授によると、「口の中には日和見菌がいて、それがウイルスを増殖させたり、感染に関与したりするとの研究報告があります。日和見菌がつきやすい歯や舌の表面をきれいにしておくことがインフルエンザの重症化の予防になるといえます」と説明しています。
▼アーユルヴェーダ(インドのホリスティック医学)は古くて最新の予防医学
実は口腔ケアーがインフルエンザの予防になることが証明されたのはここ10年以内のつい最近の話なのです。しかしながらアーユルヴェーダでは古くからこのことを理解して一般に人に風邪やインフルエンザの予防法として以下のような方法を普及してきたのです。
1. 舌苔(ぜったい)の除去
これはいわゆる舌の苔(こけ)を取ることを習慣化するのです。私は毎朝の洗顔の際に必ず舌苔(ぜったい)を取ります。もう長いこと実践しています。アールヴェーダによると舌苔(ぜったい)というのは一つの医学的所見の一つで、前日の最終の食事のどのていど消化され、胃粘膜の状態を視診するための重要な診断材料と考えられています。例えばその色、粘り具合、量などです。
歯科学的には舌苔(ぜったい)も歯垢と同じネバネバした食物の残骸であるデンタルプラーク(バイオフィルム)です。デンタルプラークは細菌が繁殖するのに最適な温度と栄養がある温床と言えます。その温床を早めに除去して作らないことが口内細菌のみならずインフルエンザウイルスの増殖を絶つ絶大な効果の期待できる予防対策になります。
弊社では以前よりそのアーユルヴェーダ対策として製品を販売しています。こちらの公式サイトより詳細をご覧いただけます。
Ayurvedic Home Care
2. 生姜による台所薬局
風邪やインフルエンザの初期には生姜を薬草として漢方薬のように利用することが勧められています。その一つをレシピご紹介しておきます。
材料
生姜(生、乾燥) 適量
シナモン(粉) 生姜と同量
カルダモン 数粒(少々)
作り方
3つの材料を1テープルスプーン(15g)ほど用意する。それを熱湯(180-200cc)に入れるか、あるいはミルクパンで一煮立ちさせてから、少し冷ましてから甘味にはちみつ(適量)、あるいは黒砂糖(適量)を入れて飲みます。これを一日数回飲むことで体を温め、初期症状を和らげることができます。
(The Complete book of Ayurvedic Home remedies by Vasant Lad, B.A.M.S) 
また弊社が取り扱っているサマハンはアーユルヴェーダの伝統レシピにもとづき風邪に対抗する自然の生薬14種類をブレンドしたノンカフェイン飲料です。多くのリピーターに支えられている実力のある飲み物です。長年取り扱ってきた弊社が絶対の自信をもってお勧めいたします。こちらの公式サイトより詳細をご覧いただけます。
Samahan-Instant Ayurveda
3. ミルク製品を止める
ミルク、ヨーグルト、チーズなどの一切のミルク製品を中止します。これはアーユルヴェーダ生理学によると排泄経路(汗腺、鼻、尿、便)を機能を塞がないために必須であると考えているからです。
4. 軽食、あるいは絶食する
身体の節々(ふしぶし)に痛みやだるさが出てきたらもうすでに風邪やインフルエンザが活性化しています。鼻水、頭痛、発熱、吐き気、嘔吐、などの症状によっては重症化を防ぐためにもすぐに医療機関にかかった方がよいと思いますが、そうでなければ自宅療養もありです。食欲不振などがあれば軽食か、絶食をしながら水分補給をする方が早く治ることもあります。それは食事に伴う消化に使うエネルギーを軽減させてそれを治癒に利用するのです。
5. 身も心も休息する
風邪とインフルエンザの予防と養生はこれにつきると思います。「はいったかな」、「かかったかな」と感じたら予防として出来ることはやってから早めに休息することが一番です。身も心も休息することが鍵になります。
最後にかく言う私も2日前の夜に身体のだるさと節々の痛さを感じました。そして上記した予防対策と加えて身体を温泉で温めてから、水分補給をしながら絶食して10時間休息して事なきを得て、無事にこの原稿を書き終わることができました。ここにお伝えしたことはタイムテストされた知恵で、しかも私が実践してその効果を確かめたものばかりです。どうぞ参考になさって下さい。
(文責 ヴェーディックレメディ 代表 増田 和志)

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