■長所と短所は表裏一体

 ■長所と短所は表裏一体 The strong and weak point of yours are just like both sides of the coin


表裏一体

今回のお話は表裏一体、といってもゆずの歌ではありません(笑)。まずその意味を辞書で引いてみると。

二つのものの関係が、表と裏のように密接で切り離せないこと。「表裏」はおもてとうら。「一体」は一つのものの意。表裏は同体で切り離すことができない関係にあること。

言ってみれば「顔」と「後頭部」は頭部の表と裏の関係にあり、切り離せませんね。切り離すと大変なことになります。そしてもう一つ重要な意味は「頭」という「一体」の二つの違う顔ということになります。また身体と心は一体で切り離せないという関係にあります。どちらが表で裏なのでしょうか?
光が表と裏を決める
例えばあなたが500硬貨を指に挟んで表を見ている時、あなたには裏は見えません。しかしあなたの真正面にいる人はその裏を見ています。この「500硬貨」を「長所と短所」に置き換えてみるとあなたが長所を思っていることは実は他人は短所として見ているのかもしれません。
500硬貨の表とはあなたが見ようと焦点を当てている方が表で、見ようとしない方が裏とも言えます。長所と短所も同様にあなたが見ようと焦点を当てている方が表で、見ようとしない方が裏とも言えます。
Both sides of the 500 Japanese yen

500円硬貨の表と裏



長所と短所は一体(同一の表と裏)


長所と短所は私たちは普段何気なしに使っている言葉です。面接の時に必ず聞かれる質問が、「あなたの長所と短所と教えて下さい」です。するとある人はこう言うかもしれません。

「私の長所は、趣味が多く、何か新しいことに興味を持ちます。周りの人への気配りが出来、よく気がつく方です。反対に私の短所は、飽きっぽいところがあります。色々なことに興味があり、新しいことにすぐに挑戦できますが、長続きしません。」

長年人事を担当している面接官にはこの人の特質がピンと来ます。それはこの人は他人からどう自分は見られているかということをとても気にする、あるいはそれを重要視する人であることが分かります。

またアーユルヴェーダの体質理論をよく理解している人にとっては、この人はヴァータが優勢な人であることが分かります。そしてもっと深く性質が見えてきます。

例えばこの人は調子のよいときはとてもユニークなアイディアや企画を次々と提案でき、プロジェクト毎に新しい人たちと仕事が出来るのだが、ひとたび人間関係や仕事につまづくとユニークなアイディアや企画がさっぱり出せなくなり、また自分の意見に固執し他人の意見を受け入れられなくなり周囲と孤立していきます。
長所と短所の逆転現象
長所と短所は実は同一のものの表と裏、あるいは2つの局面と言えます。つまり「一体(一つのもの」の「表裏(おもてとうら)」なのです。別の言い方をすれば長所と短所も同じ性質の二つの違う顔なのです。しかもその二つの顔はいつでも簡単に逆転します。つまり私の最大の長所だと思っていたことが実は最大の短所だったのです。別の言い方をすればあなたが信じて疑わなった最大の味方があなたの最大の敵になるのです。
Pros and cons or strong and weak point
長所と短所の逆転現象

これを長所と短所の逆転現象と呼びます。つまり全く同一の性質や特質の2つの違う現れである表と裏が、あることを境に逆転する現象のことです。その境とは「健康度が下がったとき」なのです。健康度が下がりきったところに病気があります。慢性的な疲労や慢性的な精神的ストレスなどで健康度が下がると長所と短所が逆転して見えます。あなたが長所を表すためには健康度を高くすることです。そのようなライフスタイルに注意を払うことです。

また長所と短所は表裏一体ですのであなたが表を見ているときには、誰かに裏を見られているとも言えます。従って自分の裏を隠そうとするのは愚の骨頂かもしれません。それよりは表も裏も見せてこれが私です、それでも好きになってくれる人と付き合うことの方がよほどストレスの少ない人間関係の築き方のように思います。

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