■ アーユルヴェーダのハーブブレンド【Triphala(トリファラ)】

Triphala(トリファラ)タブレット

今回はアーユルヴェーダのハーブブレンドの中で一般的な健康増進において最も頻繁に利用されるTriphala(トリファラ)を詳しくご紹介します。
これは前回の■ アーユルヴェーダの家庭療法 003 【便秘】にも書きましたので関心を持たれた方も多いと思います。特に毎日の健康維持には欠かせないハーブブレンドです。それではご紹介しましょう。


Triphala(トリファラ)とは何
これは3つの果実という意味です。その3つとはAmalaki(アマラキ), Bibbitaki(ビビタキ),そしてHaritaki(ハリタキ)の3つです。これらは全てアーユルヴェーダで最も重要なハーブです。そして3つがブレンドされることによって最高の結果がもたらされます。それは何か?
それはアーユルヴェーダで言うドーシャ、つまり身体の3つの生理学的な働きであるヴァータ、ピッタ、カパのどれをも乱さない、つまり3つのバランスを維持したままで身体に作用するという優れ物なのです。
およそ薬というものは薬効が期待できるから薬と呼ばれます。漢方薬もハーブや鉱物という自然物のブレンドですが、薬効と引き換えに何らかの副作用も含みます。ぞ存知にように西洋医学で用いられる化学的に作られた薬剤はその特徴がさらに顕著です。つまり薬効によって生理的なバランスも崩れると言うわけです。
しかしこのTriphala(トリファラ)は一般的な健康増進サプリメントとして用いられるだけでなく、アーユルヴェーダの処方箋としても利用されているのですが、生理的なバランスを崩すことなく効果を得ることができます。
その効果は
一般的にアンチエイジング効果です。健康増進効果と言ってもよいでしょう。前回は便秘の緩和に効果的と書きましたが、最も乱れやすいヴァータの働きを抑制するためにヴァータの場所である大腸の働きが亢進されるからです。但し、ピッタの働きの強いときや、ピッタの働きが旺盛な体質の人にとっては、逆に便が柔らかくなることがあります。
人によって味覚が違う
ある人はTriphala(トリファラ)を口に入れると酸味が強いので苦手、あるいは美味しいという人がいます。あるいは苦味が強いので苦手、あるいは美味しいという人もいます。また同じ人でも時によって味覚に違いが生じます。この味覚の違いは身体の3つの生理学的な働きであるヴァータ、ピッタ、カパのバランスによる違いなのです。
どのように利用するの
Triphala(トリファラ)は粉末やタブレットで市販されています。通常は夕食後1時間以上後に粉末であればティースプーン1/2を1カップのお湯に溶いて飲みます。タブレットであれば1つをお湯で飲みます。あるいは蜂蜜で甘味を付けて飲んでも構いません。健康増進とアンチエイジングのためにTriphala(トリファラ)をお勧めします。

Leave a Reply