マルマ療法(ケララ式整体)

インドのケララ州は自然療法の宝庫です。ヴェーダという自然科学から派生した多くの自然療法が今も社会に伝統的に生きているのです。それらはアーユルヴェーダ療法、マルマ療法、ヨーガ、カヤリパットウ(武術)、医療占星術、マントラ療法、ヤントラ療法、ヤッギャ(祈祷)などが必要に応じて連携しているのです。
今回ご紹介するのがマルマ療法です。とりあえずケララ式整体と呼ばせていただきます。これはアーユルヴェーダとヨーガの解剖学と生理学、そしてカヤリパットウ(武術)の整骨西洋医学の解剖学と生理学に基づいて行われている自然療法です。


マルマ療法(ケララ式整体)は骨格系と筋肉系を調整する手技療法です。その特徴はオイルと足をたくみに使って全身をマッサージしなが骨格系と筋肉系を調整していきます。彼らは足の感覚が手のように発達していているようで、古い傷や、かつて傷めた箇所を探し当てます。そしてマルマという経穴(つぼ)を刺激して治癒力を活性化するというのです。
実際に私が受けた感覚ではみごとにかつて傷めた箇所を探し当てました。そしてその年代まで言い当てるのです。しかもその箇所は普段は隠れていているのに段々と浮かび上がってくる感覚がありました。施術者はその箇所を20年前に怪我をした箇所で、これが問題の箇所ですと言い当てたのです。恐るべし!
オイルを使ってのマッサージと整体ですのでかなりの熱が生じます。ですから温熱療法とも言ってもいいと思います。このマルマ療法(ケララ式整体)は民間で行われているもので、施術者はセンターなどを開いて開業していますが、アーユルヴェーダ医師とも連携して、必要に応じて病院や病室に出向いてこの治療を施すようです。
インドのケララ州は自然療法の宝庫であるばかりでなく、このような自然医療の連携が自然に行われている場所でもあります。日本もこうなればいいと思います。

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