アグニ(消化力)とアーマ(毒素)の状態が健康と病気を分ける

以前より何度かアーユルヴェーダは浄化の医学と申し上げて来ましたが、今日は何を浄化するかということについてお伝えしようと思います。
アーユルヴェーダでは「すべての病気の根本はアーマである。」と言われています。アーマを翻訳すると毒素ということになります。その毒素がどうしてできるかというと、一つは食生活の誤りです。それは食べる量、食べる時間、食べものの選択、食べ方などの誤りといえます。食べたものが十分に消化しきれないと未消化物が出来ます。例えば消化に重い、つまり時間とエネルギーを要する食物を食べると、胃が重く感じたり、ムカつきになりますね。


もう一つはアグニ(消化力)の働きの衰えや問題に原因があります。例えばストレスなどを受けているときには食欲が落ちます。また過度なダイエットをしているときも正常な食欲に逆らって、あるいは食欲を無視します。また食事を抜いたり、あるいはその反動で過食をしたり、また不規則な時間で食事をする習慣をするとアグニ(消化力)は働きが衰えてきます。
アグニ(消化力)の働きが正常であると食欲に応じて食べる量や時間が自然に要求されます。ですから食物は十分に消化され、小腸で必要なものと不要なものに分離され、必要なものだけが吸収され、それ以外は大腸に送られ排泄されます。
しかしアグニ(消化力)が正常でないと食欲と消化力がアンバランスで、その結果、食物は十分に消化されないまま未消化物を作り出し、栄養分が消化・吸収されないまま大腸に送られ、そこで滞って、大腸にくっいて離れない物質になっていきます。これをアーマ(毒素)と呼びます。
これらはやがて血管や血管細胞などの血液が流れる通路を塞ぐようになります。そして最後は多くの化学的変化を経て毒素となります。こうなると毒素は血液中に吸収されて、全身に送られ、最も弱い部分に蓄積することになります。そして臓器の硬化、収縮、閉塞、血液のうったい、組織の弱体化を引き起こし、次第に免疫系が弱くなっていくのです。そして次第に、器質的疾患、つまり病理学的に、つまり病理学的検査に異常値として現れるようになります。
以上の理由から、「すべての病気の根本はアーマである。」と言われるゆえんなのです。ちなみにアーマ(毒素)の状態は、まず舌の苔としてあわられます。例えば白い苔で覆われていたならば、アーマ(毒素)が大腸か小腸にあることを示しています。また黄色い苔であればそのアーマ(毒素)の状態が進んでいることを示しています。
ですから朝起きたときの新習慣として洗面をするときに舌の苔も一緒に除去することをお勧めします。これは同時に舌の苔の状態を見て、前の日の最後の食事による胃腸の調子を確認することができます。それはアーマ(毒素)の状態を確認することになります。さらには口臭の予防と改善、そしてインフルエンザを防ぐことが医学的に証明されています。
舌の苔を除去するには弊社では柔らかい素材の舌クリーナーをお勧めしています。間違っても歯ブラシなどで代用してはいけません。舌の味を感じる組織を傷つけることになりますから。下記でその製品を紹介しています。
● ホームケアAセット
舌の苔を取り除いたら、コップ一杯の水ではなく温かい白湯を飲むことをお勧めします。それによって消化器官の未消化物の汚れを洗うことが出来て、大腸の蠕動運動を促進させることができます。ぜひアーユルヴェーダ的、健康新習慣をお勧めいたします。
ちなみに医学的検査をしても原因の分からない不定愁訴(不調)の多くはほとんどの場合アーマ(毒素)が進行していることが十分に考えられます。そうなるとアーユルヴェーダの専門病院で最低2週間以上の自然浄化療法が最もお勧めです。下記のブログでその詳細をご覧になれます。
● アーユルヴェーダ治療についてはこちらでもご覧いただけます
アーユルヴェーダ紀行?(‘2005)

(医学情報満載のノンフィクション・アーユルヴェーダ紀行)

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